• 2016年3月9日
  • 2022年4月12日

ベースメイクアイテムの違いと使い分け<後編>

 

前回はファンデーション・BBクリーム・CCクリーム・フェイスパウダーの違いについてお伝えしました。それぞれの特徴がわかったところで、どのように使い分けたらよいのかをみていきましょう。 アイテムの使い分けはどういうメイクをしたいかで変わってきます。

しっかりメイクをしたい場合

しっかりしたメイクをしたい場合や、シミやソバカスなどを隠したいときは、ファンデーションもしくはBBクリームを使用しましょう。ファンデーションの中でも下記のようにカバー力の違いがあります。

<カバー力の高さ&油分の多さ>

クリームファンデーションリキッドファンデーションパウダーファンデーション

油分の多いクリームファンデーションやリキッドファンデーションを使用するときはくずれやすいので、フェイスパウダーを仕上げにつけることをおすすめします。

ナチュラルメイクにしたい場合

すっぴんは嫌だけどナチュラルメイクにしたいという場合は、CCクリームを使用しましょう。 CCクリームの機能は「下地&色補正」です。光を利用し肌の色ムラを整えるため、すっぴんより綺麗に見えます。カバー力は低いため、シミやソバカス、ニキビあとなどが気になる場合は、コンシーラーを併用し対応しましょう。また、CCクリームのみの使用でもよいのですが、油分が配合されていて崩れやすいため、フェイスパウダーをつけるとより綺麗に仕上がります

肌に負担をかけたくない場合

夜勤などで肌に負担をかけたくない場合に使用したいのが、フェイスパウダーミネラルファンデーションです。
油分が入っていないため肌への負担がかるく、石鹸で落とせるためクレンジングによる肌への刺激がないところが魅力です。また、フェイスパウダーの成分(紫外線散乱剤)が紫外線を反射するため、すっぴんでいるよりも肌に優しいです。
ミネラルファンデーションといわれている商品の中には、マイカ、酸化チタンなどのミネラル成分の他に油分やシリコンなどミネラル以外の成分が入っているものもあります。そういった商品はこの記事でいうミネラルファンデーションではなく、一般のファンデーションに分類されてしまいますので注意しましょう。

最後に

ファンデーション・BBクリーム・CCクリーム・フェイスパウダーなど、さまざまなベースメイクアイテムがありますが、重要なのは自分の目的に合ったアイテムを使用することです。 カバー力を求めているのにカバー力の低いミネラルファンデーションを使用していたのでは何の意味もありません。また、ミネラル以外の成分が入っているものが肌に悪いというわけではありませんので、勘違いしないようにしてください。
時と場合によってアイテムを使い分けること、色味やテクスチャーはメーカーによって異なるため自分の望みを叶えてくれるメーカーのアイテムを見つけることが大切です。

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