ビューティーレクチャー 花田真理のキレイのための基礎知識

化粧直しの裏ワザ<前編>

第7回目

朝しっかり化粧をしたのに日中には崩れてる……
そんな経験はありませんか?
化粧は汗や皮脂、乾燥や食事によって崩れます。化粧品のレベルは昔に比べて進歩していますが、ある程度崩れてしまうのは仕方がないものです。
化粧が崩れると見た目が汚く感じられたり、肌がテカテカに見えてしまったり、いいことないですよね。
特に内勤の職業の方より、動き回ることの多い看護師さんは化粧が崩れがちです。
今回はそんなときに役立つ、「化粧直しの裏ワザ」を紹介します。

化粧直しが必要な例

化粧を直すといっても、状況によって直し方はさまざまです。
化粧直しが必要な例として考えられるのは、下記のような事例ではないでしょうか。

【1】肌がテカテカ・ベタベタしている
【2】ファンデーションがよれてムラになっている
【3】肌がくすんでいる
【4】マスカラやアイライナーが滲んで目の周辺が真っ黒になっている
【5】口紅がムラになっている

こんな状態のときは化粧直しが必要になります。
それぞれどんな状況なのか、何をするとよいのか、項目ごとに見ていきましょう。

【1】 肌がテカテカ・ベタベタしている
まず、「肌がテカテカ・ベタベタしている」というとき。こういうときは顔の脂が出ている状態です。
「脂が出る=オイリー肌」と思ってしまいますが、内側がカラカラに乾いているのにテカテカするほど皮脂が分泌されている“インナードライタイプ”の肌でも脂が出やすいです。
実は、アラサー以上の方はインナードライタイプの肌の人が多いのです。
この場合、あぶらとり紙で顔の脂を取ることはおすすめできません。あぶらとり紙は必要以上に顔の脂を取ってしまいます。そのため、乾燥が進行し、それを補うために余計に脂が出てテカリやベタつきが出てしまいます。

~化粧直し方法~
まず、テカリやベタつきを取るため、ティッシュペーパーを使用して脂を取りましょう。
テカリやベタつきが一部分の場合はその箇所に、顔全体の場合は顔全体をティッシュペーパーに押しつけるようにするのがポイントです。
テカリやベタつきが取れたら、フェイスパウダーをつけましょう。
ファンデーションがよれてしまっている部分がある場合は、清潔な手でトントン叩くようによれた部分を馴染ませてから、フェイスパウダーをつけるようにするとよいでしょう。
ティッシュペーパーで脂を取る際は、ごしごし擦ると肌が傷ついてしまうため擦らないように注意してくださいね。
時折「ミスト化粧水を吹きかけてお肌に潤いを与えリフレッシュ」のような方法を見かけますが、ミスト化粧水を使用するのはあまりおすすめしません。化粧水は一時的に潤った感じはしますが、水分が蒸発する際に肌の潤いを奪ってしまいます。そのため、余計に乾燥させてしまうことがあるからです。
ティッシュペーパーを使用して脂を取るだけでは満足できない! 保湿もしたい! という方は、【2】の方法をおすすめします。

【2】ファンデーションがよれてムラになっている
小鼻周りのファンデーションが少しよれている程度のときは、【1】で紹介したように脂をティッシュペーパーで取ってからトントン馴染ませるだけで改善する場合が多いのですが、顔全体的に崩れているというときもありますよね。
そんなときは、思い切って化粧を落としてしまいましょう。
といっても、メイク落としを使用する必要はありません。
ファンデーションは油分が含まれているため、油分が入ったものがあればある程度落とすことが可能です。
化粧直しなのでクレンジングほど綺麗に落ちなくても問題ありません。重要なのはよれている余分なファンデーションを落とすということ。
ここでファンデーションの化粧直しに必要なもの、それは「乳液+スポンジorコットン」です。
乳液は水分と油分が配合されているのでテクスチャーが滑らかで、肌に適度な水分を与えるという意味でも化粧直しに使用するのにぴったりなのです。スポンジは大きいものだと扱いにくいので、ファンデーションのテスターに付属されているものくらい小さくて薄いもので構いません。

~化粧直し方法~
乳液は持ち歩き用に小さな容器に入れてポーチに入れておきましょう。(もしくはロッカーに乳液を置いておくなど)
まず、乳液をスポンジorコットンに含ませます。
次に、ファンデーションが崩れている部分にスポンジorコットンを滑らせてファンデーションを取ります。(保湿を重視したい方は再度乳液を肌につけて肌に馴染ませてください)
肌に乳液が馴染んだら、拭き取った部分にファンデーションを塗り、境目をぼかします。その後、仕上げにフェイスパウダーをつけましょう。
フェイスパウダーをつけることでファンデーションの境目がよりわかりにくくなるのでおすすめです。
スポンジorコットンを滑らせてファンデーションを取る際は、お肌を傷つけてしまうので力を入れ過ぎないように注意してくださいね。

次回は、【3】 肌がくすんでいる、【4】マスカラやアイライナーが滲んで目の周辺が真っ黒になっている、【5】 口紅がムラになっている状態の化粧直し方法をお伝えします。お楽しみに!

プロフィール

花田 真理(はなだ まり) 薬剤師/美容家

大学卒業後、調剤薬局に勤務。その後化粧品業界へ転職し、薬事・商品研究開発・総括製造販売責任者等の業務に携わる。現在は、自身のブランド(化粧品「MarryMemory」、ハーブティー「Doctor&Pharma」)を立ち上げ、薬剤師兼美容家として活動中。

Doctor&Pharma : http://www.doctor-and-pharma.co.jp/

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