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筋収縮にかかわるタンパク質であるミオシンを構成するポリペプチドの1つ。心室筋におけるミオシン軽鎖の測定は、心筋梗塞の評価に用いられる。
筋原線維を構成する主要タンパク質の1つ。ミオシンフィラメントを形成し、ATP(アデノシン3リン酸)を分解しながらアクチンフィラメントと反応することによって筋収縮が起こる。
外傷に伴う筋細胞の壊死などにより、筋細胞の酸素運搬にかかわるミオグロビンが血中に遊離した結果、尿中に多量に排泄される疾患。急性腎不全をきたすことがある。
筋細胞内にある鉄を含んだ色素タンパク質。酸素の貯蔵体。心筋壊死に伴い早期に血中に逸脱し、増減が早いため急性期の心筋マーカーとして用いられる。
急速に起こる電撃的な不随意的筋収縮。
筋波動症。皮膚や粘膜などに生じる、波のように揺れる動き。通常は良性で眼瞼などの顔面に生じることが多いが、神経筋伝達障害などで生じることもある。
脊髄造影法。クモ膜下腔に造影剤を注入して撮影するX線検査。
骨髄腫。骨髄において抗体を産生する形質細胞が腫瘍化した疾患。全身の骨に発症し強い痛みを生じるほか、高カルシウム血症、腎不全、貧血などをきたす。
脊髄症、骨髄症。
骨髄球。造血幹細胞から白血球の顆粒球に分化する過程の1段階にあり、骨髄芽球が分化した細胞。通常は骨髄にのみ存在するが、白血病や癌の骨転移などでは末梢血中に放出される。