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ビリルビン血症

ヘモグロビンの代謝産物であるビリルビンの血中濃度が上昇または低下した状態。高値では肝疾患が疑われる。また、新生児における高ビリルビン血症では、感染症、溶血などが疑われる。

ビリルビン尿

直接ビリルビンが尿中に排泄された状態の尿(黄褐色)。黄疸でみられる。

ビリルビン[胆汁色素]

赤血球が崩壊してヘモグロビンが分解された後にできる色素。直接ビリルビンと間接ビリルビンがある。黄疸の指標。

表皮化

表皮形成のこと。創傷の治癒過程で、表皮細胞が増殖していく状態。

日和見感染

本来ならば感染しないような弱い微生物によって生じる感染。免疫力の低下した患者に起こる。

ヒラメ筋

下腿三頭筋の1つで、脛骨後面にあり、足関節の底屈にかかわる筋肉。

病的骨突出

栄養失調や長期臥床、運動不足などにより、筋や皮膚などの軟部組織が萎縮することで、骨が皮膚から突き出たようになること。褥瘡が発生した患者のほとんどで、病的骨突出がみられる。

病的多飲水

精神症状の1つで、水を飲むことが止められなくなる状態。統合失調症の患者にしばしばみられる症状で、水中毒に進展すると低ナトリウム血症をきたす。

病的悲嘆

親しい人と死別して極度の悲しみに陥るものの、やがて悲しみから立ち直るという悲嘆のプロセスが、著しく長期化すること。