寒い冬は血圧が上がり心臓にかかる負荷が増大し、心臓系疾患のリスクが高まります。国内患者数はとても多く、日本人の死因第2位という身近な疾患です。そこで今回は「心臓発作」「心筋梗塞」「心不全」の違いを紹介します!
「心臓発作」は心臓の急な病気の総称

「心臓発作」とは、以下のように定義されています。
狭心症や急性心筋梗塞、さらには不整脈による心停止など、生命に危険を及ぼす心臓の急な病気
<出典:日本赤十字社>
医療の現場では、「狭心症」や後述する「心筋梗塞」のように具体的な名称で呼ばれることが多いです。つまり、心臓発作は急な心臓の病気の総称として使われています。
「心筋梗塞」とは心臓の血流が悪くなり、心筋の細胞が壊れる病気のこと

心臓発作の一種である「心筋梗塞」は、「冠動脈の塞栓や痙攣により、局所的に心筋が壊死した状態」のことを指します。数分から数時間にわたり、胸に激しい痛みを伴う発作が起こるのが特徴で、呼吸困難や吐き気、冷や汗といった症状が発生します。また胃や肩などにも痛みが発生する「放散痛」が起きるのも特徴で、後述する「心不全」にもつながります。
「心不全」は心臓から血液が全身に供給されない状態のこと

「心不全」とは、「心筋梗塞」や「狭心症」によって心臓の機能が低下し、血液の流れが停滞し必要な血液が全身に供給されない状態のことであり、病名ではありません。短時間で心臓に負荷がかかると「急性心不全」に、心臓に負荷がかかり続け、徐々に症状が進行すると「慢性心不全」と診断されます。症状としては、急性の場合は激しい呼吸困難や胸の痛みが挙げられ、慢性の場合は日常的な息切れ、疲れやすい、手足の冷え、足のむくみなどが挙げられます。
<出典:国立循環器病研究センター 病院「心不全」>
制作:TAC企画
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