• 2024年2月21日
  • 2024年2月1日

「咬耗(こうもう)」って知ってる?放っておくと知覚過敏の原因に!

 

冷たいものが歯にしみて痛い……。でも虫歯や歯周病は見当たらない。その症状、もしかしたら「咬耗(こうもう)」によって起こっているかもしれません! 咬耗とは一体どのような状態を指すのでしょうか?

「咬耗(こうもう)」を使った例文

「咬耗(こうもう)」が使われるのは、歯科の分野です。歯を診察するときに用いられます。

例文としては、

「咬耗は早期かつ適切に治療をしないと歯が短くなったり欠けたりする可能性があります」

「咬耗は、前歯の先と歯の内側、奥の歯)に多くみられます」

「咬耗が生じているときは、硬い食べ物をなるべく控えましょう」

などが挙げられます。歯に無理をさせたときに起こる症状のようですね。

それでは、意味を確認してみましょう!

意味はこちら!

「咬耗(こうもう)」とは「上顎歯と下顎歯を過度に強く反復的にかみ合わせることで歯が摩耗し、エナメル質や象牙質が欠損すること」を指します。過度な咀嚼以外にも、睡眠時の歯ぎしりや運動時の歯の食いしばりが「咬耗」の原因になることも。象牙質が露出してしまうと、中にある神経にも刺激が伝わってしまい知覚過敏にいたってしまいます。少しでも痛みを感じたときは、早めに歯医者を受診しましょう!

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出典:看護師さんのための用語辞典「咬耗(こうもう)」

制作:TAC企画

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