• 2023年12月10日
  • 2023年12月7日

「穿刺」は読めなきゃヤバい⁉ 予防接種時によく聞くアレのことです!

 

医療用語の中には、医師や看護師が行う処置の内容を表すものがあります。今回紹介する「穿刺」もある処置のときに使われる言葉。一体何と読むのでしょうか?

穿刺、何て読む?

「穿刺」を使った例文

「穿刺」が使われるのは、医師や看護師が患者に処置をするときです。診療分野は問わず、さまざまなシーンで耳にするはず。

例文としては、

「診断や治療の目的で、脊髄の腰部のくも膜下腔から体液を穿刺して取り除きます」

「比較的太い神経が走行しているところへの穿刺は避けましょう」

「採血時の穿刺部位は、神経の走行に注意して選ぶようにしてください」

などが挙げられます。それでは正解を見てみましょう!

正解はこちら!

穿刺(せんし)と読みます。

正解は「せんし」でした!

「注射針などを身体に刺し、滲出液(しんしゅつえき)や膿を排出させる処置」のことで、医療ドラマでは「腰椎(ようつい)穿刺」「骨髄(こつずい)穿刺」「採血針穿刺」という言葉で使われています。採血のときに穿刺して電撃が走ったようなしびれを感じたら、針が神経に触れている可能性があるので、すぐ医師に伝えるようにしましょう。

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出典:看護師さんのための用語辞典「穿刺」

制作:TAC企画

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