医療現場では、身体の部位に生じる痛みや違和感を病名の判断材料にすることがあります。今回紹介する「季肋部」に痛みが生じたときは、さまざまな病気が考えられます。この記事で場所と読み方を覚えましょう!

「季肋部」を使った例文
「季肋部」が主に使われるのは医師が患者を診察するときです。
例文としては、
「右季肋部に軽度の痛みありですね、検査オーダーしておいて」
「右季肋部痛がある場合は、まず肝臓疾患を疑いましょう」
「胆のう炎の初期症状には、上腹部~右季肋部の不快感や鈍痛があります」
などが挙げられます。肝臓や胆のうという言葉から、場所の目星がついた人はいるのではないでしょうか。それでは正解を見てみましょう!
正解はこちら!

正解は「きろくぶ」でした!
「鎖骨の下の部分」を表す医療用語で、右側の季肋部に痛みが生じる場合は、まず胆石症、胆嚢炎(たんのうえん)、胆管炎などの疾患が疑われます。他にも十二指腸潰瘍、虫垂炎、腎臓(右腎)疾患なども考えられるので、右下のあばら骨あたりに強い痛みを感じる場合は、消火器系の病院を受診してみましょう。
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制作:TAC企画
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