医療従事者は、災害現場や事故現場で患者さんの状態を確認・報告するために「JCS」と呼ばれるものを活用します。一般的には聞き慣れない言葉かもしれませんが、知っておくと鼻高! 一体どのような意味なのでしょうか?

「JCS」を使った例文
「JCS」が使われるのは、患者さん状態を医師や他の医療従事者に伝えるとき。
例文としては、
「発見時のJCSは0、搬送中意識低下し、現在のJCSは300です」
「JCSが300まで落ちた、この患者さんの対応を優先しよう」
「意識清明なのでJCSは0です」
などが挙げられます。それでは正解を見てみましょう!
正解はこちら!

正解は「意識障害レベルの分類法」のことでした!
ジャパン・コーマ・スケール(Japan Coma Scale)の略語で、下の図のように患者の状態を「Ⅰ(覚醒している)」「Ⅱ(刺激を与えると覚醒する)」「Ⅲ(覚醒しない)」に分類し、さらにそれぞれを3段階に評価する仕組みです。
たとえば、覚醒していないものの痛み刺激を加えて呼びかけるとかろうじて開眼する場合は「JCSは30」と報告をします。他にも世界では「GCS」と呼ばれる意識障害レベルの評価方法があります。
看護師さんは、緊急時に備えてどちらも使えるようにしておきましょう!

制作:TAC企画
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