ひとくちに手術といっても、帝王切開手術や経カテーテル大動脈弁置換術など、細かく分けると1,000種類以上あるといわれています。その中から今回紹介するのは「掻爬術」という術式。一体何と読み、どんな手術なのでしょうか? ヒントを参考に、答えを導き出してみましょう!

ちなみに「掻」は訓読みで「か(く)」、「爬」は訓読みで「か(く)・は(う)」と読みます。なにかを掻き出す手術なのかもしれません。
「掻爬術」を使った例文
「掻爬術」が主に使われるのは、産婦人科の分野です。
例文としては、
「掻爬術を行う場合は静脈麻酔で行います」
「子宮の変形がみられると、掻爬術の時間が長くなってしまうこともあります」
「掻爬術後は、出血の有無や量をしっかり確認することが重要です」
などが挙げられます。それでは正解を見てみましょう!
正解はこちら!

正解は「そうはじゅつ」でした!
意味は「体内の異常組織や胎児などを掻き出す人工妊娠中絶手術」のことで、流産などで胎児や胎盤が子宮内に残っている場合に行う必要があります。
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