• 2023年3月24日
  • 2023年3月23日

ミズノのメディカルシューズ「AIRFORT 2」、履き心地を現役看護師がレポート

 

メディカルシューズの履き心地を現役看護師がレポート

病棟を走り回ったり、患者さんの身体を支えたりと、看護の仕事はなかなかの肉体労働。仕事を終えた後の足は疲れ切っていることでしょう。
このたび、医療従事者の過酷な足元をサポートするため、新たなメディカルシューズ「AIRFORT 2(エアフォートツー)」(ミズノ社)が誕生しました。本製品の特徴と、現役看護師である筆者が実際に医療現場で履いてみた使用感をご紹介します。(朝倉奈津子/ナレッジリング)

ミズノメディカルシューズ「AIRFORT 2」の特徴

ミズノは、医療従事者、医療看護学生、介護従事者たちの足元を支えるため、これまで培ってきたスポーツ領域でのノウハウを生かし、「AIRFORT 2」を作り上げました。本製品には「歩きやすさ・動きやすさ」「脱ぎ履きのしやすさ」「抗菌防臭・消臭加工」という3つのこだわりがギュッと詰まっています。看護師の悩みや困り事を徹底的にヒアリングし、改良を重ねて完成した逸品です。

【製品概要】進化したミズノメディカルシューズ「AIRFORT 2」発売!

クッション性の高さが演出する「動きやすさ」

筆者は、本製品を履いて1~2歩動いただけで、ソフトな接地感とクッション性の高さを実感しました。本製品のミッドソールには、ランニングシューズのミッドソールに使われている柔らかな素材U4icX(ユーフォリックエックス)が採用されています(図1)。

地面に着いたときの衝撃がとてもソフトなので、足取りがフワッと軽くなりました。階段の昇り降りもサクサクと快適です。

図1 U4icX採用のミッドソール

最も動きやすく感じたのは、しゃがんだ状態から立ち上がる瞬間。クッション性が高いので、力を入れなくてもスッと立ち上がることができました。これぞスポーツ用品ブランドのなせる業かと驚くほど。患者さんの足元を介助したり、目線を合わせたりと、業務の中でしゃがむ場面はとても多いので、身体的負担が全然違います。腰痛を気にしている方は、より負担の違いを感じるかもしれません。

看護現場では、患者さんの転倒を防いだり、必要な物品を急いで取りに行ったりと、機敏な行動が不可欠です。いつでも動きやすい状態にスタンバイできていると、気持ちにも余裕が生まれます。また、従来履いていたシューズでは急に動くとバスケット選手のように「キュッ」と音が鳴るイメージでしたが、本製品ではそうした音は気になりませんでした。静けさを保ちたい夜勤帯にも重宝しそうです。

「フィット感」と「脱ぎ履きのしやすさ」を同時に実現

筆者は、本製品を履いた瞬間、足が包み込まれているような感覚を受けました。とてもフィットしているにもかかわらず、窮屈な感じはありません。足を曲げるときも足が痛くなりません。

本製品のアウトソールには曲がる箇所に合わせて屈曲溝が設けられているので、踵から足先にかけて曲がってほしい部分がスムーズに曲がります(図2)。背伸びしたりしゃがんだりといったさまざまな動作を邪魔されることなく、スムーズに仕事ができました。

図2 アウトソールの屈曲溝
図3 足甲部のゴムの靴ひも

フィット感を保ちつつ、脱ぎ履きしやすいことも特徴です。身体介助や入浴介助など、看護現場でシューズを脱いだり履いたりする機会は少なくありません。足甲部の靴ひもがゴムなので、手がふさがっていても脱ぎ履きできるのはうれしいポイントでした(図3)。

また、甲被はメッシュ素材で通気性に優れ、インソールは抗菌防臭・消臭加工が施されているので、足元の臭いやムレの心配を軽減してくれます (すべての菌に効果があるわけではなく、効果や感じ方には個人差があります)。ここにもスポーツシューズ開発の技術や知見が生かされていそうです。

心が弾むスタイリッシュなデザイン

現場の声は、機能性のみならずデザインにも反映されています。カラーは「ホワイト×ライトグレー」「ホワイト×アクアブルー」「ホワイト×ピンク」の3種類。スタイリッシュな色味が、テキパキ働きたくなる仕事モードに導いてくれそうです。サイズ展開が豊富なところも魅力的。0.5cm刻みで選べる上、大きめのサイズもあるので、男性でも履くことができます。

筆者は、シューズを替えただけで、こんなにも身体の負担が楽になることを知りました。抜群の動きやすさと快適な履き心地は、気持ちまでもフワッと軽くしてくれ、仕事のモチベーションが上がります。職場では「ナース服は貸与、シューズは自前」という方も多いはず。看護師のハードワークを足元から支える「秘密兵器」を導入して、身も心も軽やかに弾む毎日を手に入れましょう!

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文:(朝倉奈津子/ナレッジリング)

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