• 2018年3月28日
  • 2021年11月12日

看護師国家試験の合格率、3年ぶりに90%超 厚労省発表

 

厚生労働省は3月26日、看護師国家試験の合格発表を行いました。合格者数や合格基準などが厚生労働省のホームページで確認できます。
今年から改定が行われた看護師国家試験でしたが、第107回看護師国家試験の合格率は91.0%で、3年ぶりに90%を超えたことがわかりました。

第107回看護師国家試験の合格率は91.0%で、3年ぶりに90%を超えたことが26日、厚生労働省が行った合格発表で分かった。合格者数は6年連続で5万人を上回った。【松村秀士】

同省によると、2018年2月18日に実施された107回目の看護師国家試験には、昨年より1954人多い6万4488人が受験し、このうち5万8682人(前年比3315人増)が合格した。

新卒者と既卒者を合わせた全体の合格率は91.0%で、前年よりも2.5ポイント上昇。新卒者のみでは、前年に比べて2.0ポイント高い96.3%だった。全体での合格率は、15年の第104回は90.0%だったが、16年の第105回が89.4%、昨年の第106回は88.5%と2年連続で90%を割り込んでいた。

EPA(経済連携協定)によってインドネシアとフィリピン、ベトナムから来日した看護師候補者は今回、441人が受験し、そのうち78人(前年比13人増)が合格した。合格率は17.7%(同3.2ポイント増)だった。

出典:医療介護 CBニュース