• 2023年6月19日
  • 2023年5月30日

「鵞口瘡」を読めたら天才!乳幼児がかかりやすいこの症状、なんて読む?【医療漢字クイズ】

 

口の中で発症する病気はたくさん。ヘルペス性口内炎、帯状疱疹(たいじょうほうしん)、手足口病はその代表例です。今回紹介する漢字「鵞口瘡」もその1つ。乳幼児によくみられる症状です。一体何と読むのでしょうか?

「鵞口瘡」を使った例文

「鵞口瘡」という漢字が使われるのは、主に口腔外科や小児科の分野。子どもの口の中を診察するときです。

例文としては、

「舌一面と頬の内側に白い斑点が見える。年齢からして鵞口瘡だろう」

「鵞口瘡は自然治癒が基本ですが、痛がったり哺乳が悪くなったりしたら再受診してください」

「鵞口瘡の予防には、赤ちゃんが口に入れるものをしっかり消毒することが有効です」

などが挙げられます。

どうやら乳幼児がかかりやすい病気のようですね。正解を見てみましょう!

正解はこちら!

正解は「がこうそう」でした!

「カンジダ・アルビカンス(鵞口瘡菌)の感染症」のことで、乳幼児に多く発症し、口腔粘膜や舌が白くなる白斑(はくはん)を生じるのが特徴です。乳幼児の中でも、抗生物質の長期投与中、または免疫不全状態の小児によく見られます。

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出典:看護師さんのための用語辞典「鵞口瘡」

制作:TAC企画

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