ニキビ、湿疹、水ぼうそうなど、皮膚に関する病気はたくさんあります。今回紹介する漢字「酒皷」も、そんな病気の一つ。鼻先や頬にみられる皮膚病を意味します。一体何と読むのでしょうか?
「酒皷」を使った例文
医療現場で「酒皷」が使われるのは、皮膚科の分野です。
例文としては、
「酒皷は、顔がほてったように見える“赤ら顔”の原因として代表的な皮膚病だ」
「酒皷の症状は、左右対称の赤みと、ニキビのようなブツブツ。どちらかもしくは両方出る場合がある」
「酒皷の症状による精神的な苦痛を取り除くことも、治療の一貫として考えていくべきだ」
などが挙げられます。
どうやら顔に症状が出てしまう状態を指す「酒皷」。正解を見てみましょう!
正解はこちら!
正解は「しゅさ」でした!
「鼻の先や頬に赤みが生じ、小さな吹き出物を伴う皮膚疾患」のことで、「rosacea(ロゼイシア)」「copper nose(コッパーノーズ)」とも呼ばれます。根本的な原因は明確にはなっていないものの、紫外線、辛い食べ物、ストレス、暑さによって顔の赤さが悪化すると考えられています。
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制作:TAC企画