今回紹介する医療漢字「眩暈」は、多くの人が経験したことのある症状です。貧血気味のときや、気持ち悪さを感じたときに同時に現れやすいものといえば? 他のヒントも参考に答えを考えてみましょう。ちなみに、読み方は2通りあります!
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「眩暈」を使った例文
「眩暈」がよく使われるのは、脳神経外科や循環器科、耳鼻咽喉科の分野です。診療科によって「眩暈」が起こる原因が異なるのもヒント。
例文としては、
「この患者さんの場合、眩暈の原因として小脳や脳幹部の血流障害が考えられる」
「自律神経失調症による眩暈は、耳鳴りや頭痛の併発がある。患者さんに症状が出ていないか確認しよう」
「耳の中の内耳や中耳が傷害されると、真性眩暈を起こす可能性がある」
などが挙げられます。
例文から、なんとなく答えがわかった人はいるのではないでしょうか? 正解を見てみましょう!
正解はこちら!
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正解は「げんうん」でした!
ちなみに一般的な読み方である「めまい」は「目眩」とも書くので一緒に覚えておくといいでしょう。原因によっては悪性の病気が隠れているかもしれないため、少しでも「おかしいな?」と思ったら専門医の診察を受けましょう!
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制作:TAC企画