• 2020年6月19日
  • 2021年11月16日

復職と新型コロナウイルス対策

 

ブランクからの復職を考えていたものの、新型コロナウイルス感染症の影響で復職を見送ったり、諦めてしまったりと、複雑な思いをされている方も多いのではないでしょうか。今回は、新型コロナウイルス感染症の対策と看護師への復職について一緒に考えていきましょう。

家族の命を守るため、自分を守る

連日、大きく報道されている新型コロナウイルス感染症。不安な状況が続いていますが、医療施設では発熱外来の設置や、新型コロナウイルス感染症に感染した患者さんの受け入れ体制が広がっています。

新型コロナウイルス感染症は、もはや自分だけの問題ではありません。
例えば、同居する家族がいた場合、新型コロナウイルス感染者の家族や同居人は、濃厚接触者として検査や隔離を強いられるため、もし自分が感染してしまったらどうするのか、想定しておく必要があります。また、事前に復職先の感染対策や職員への対応について確認しておくと、万が一感染してしまった場合でも事前準備ができるのではないでしょうか。
「自分自身を守ること」は、大切な人を守ることにもつながります。

復職に向けた心構え

世界的に医療従事者への感謝の気持ちを伝えるニュースや宣伝を多く目にしますが、それだけを糧に未知のウイルスに立ち向かうことはできません。自分の身を守るため、感染リスクについて考えることが大切です。

また、「自分や家族がもし感染してしまったら…」など、多くの不安を抱えたままでの復職は、あなた自身のメンタルに影響が出てしまう可能性もあります。
あなた自身で納得した環境を整えられるよう、復職先にはできる限り自分の希望に沿った職場配置や働き方を伝えておく必要があります。復職を延期する場合は、復職後について家族と話し合ったり、感染予防について書籍やネットなどを参考に学び直したりする時間として活用し、前向きに過ごしましょう。

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