• 2020年2月12日
  • 2021年11月16日

復職時におさえておきたい履歴書の書き方

 

復職を果たすためには、履歴書が通らなければなりません。でも、いざ履歴書に向かうと、「何をどう書いたらいいの?」と悩んでしまう人も多そう。そこで今回は、復職に向けた”履歴書の書き方のポイント”を伝授しましょう。

採用側が履歴書で重要視することは?

「看護師は働く場に困らない」と言われたりもしますが、これはあくまで一般論。人気のある病院だと、看護師が不採用になるケースも決して珍しくはありません。そして、そうならないためにしっかりおさえておきたいのが、履歴書の書き方です。「たかが紙一枚」と思うかもしれませんが、履歴書は採用する側が「面接するかどうか」を決めるための判断材料。自分の人となりや思いを込めた一枚に仕上げる必要があります。

復職の場合、採用する側が特に重視するのは、「なぜ今の時期に復職を希望したか」や「どのような条件で働くことができるのか」といった志望動機。採用担当者は、その内容から「仕事に対する熱意」や「採用ニーズにマッチした人材かどうか」を読み取ろうと考えているため、「復職したい理由」を明確かつ具体的に記載することを心がけてください。また、それまでの経験にあわせて配属先を考慮してくれる場合もあるので、前の職場ではどの科に所属をしていたのか、どんな職務を経験したのか、どんな学びがあったのかなどについても、あわせて記載するといいでしょう。

病院にとっても自分にとっても、”いい条件”を提示できる内容に

とはいえ、志望動機について悩みすぎると、そこで手が止まって、履歴書作成が進まなくなってしまうことも。ポイントは、?これまでどのような経験を積んできたのか、?どんな強みがあるのか、?(応募先の)どこに魅力を感じて選んだのか、?どんなことに貢献できるのかなどを盛り込んで、自分の意志や思いを伝えること。例えば、「自宅からも、子どもの送り迎えにも立地がいいので、これから先のことを考えて長く勤められる場所を希望していました。前職では小児科に勤務し、診療に対する知識や技術はもちろん、子どもたちとのコミュニケーション能力も身についたと自負しています。そうした経験、スキルを生かして~」といったように、病院にとっても自分にとっても、”いい条件”を提示できる内容にするといいでしょう。

繰り返しになりますが、志望動機はかなり重要視され、採用する側は必ず目を通すので、しっかりと考えをまとめてから書くことが大切です。

書き直しを避けるため、すべての項目を下書きしておきましょう

履歴書は正確に、そして不備がないように確認をしましょう。履歴書を送る際は、履歴書だけではなく、看護師資格のコピーや職務経歴書が必要な場合もあるので、その点にも注意してください。

また、何も準備をしないうちから直接履歴書に書き込むと、途中で間違えたり、内容が浅くなったりすることが多々あります。そのたびに書き直していると集中力が途切れてしまうので、記入前の履歴書をコピーし、すべての項目を下書きしてから清書することをおすすめします。

ブランクOK!看護師専任の キャリアアドバイザーに相談してみませんか?

著者プロフィール