• 2018年5月8日
  • 2022年1月12日

嫌みや悪口を言う上司への対応方法

 

嫌味や悪口を言う上司や先輩に思うことがあっても、なかなか言い返せないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、精神面での考え方や、どう対応するかについてご紹介します。

訓練の場であると認識する

上司から言われた内容を真正面から受け止め、神経をすり減らすことは、精神衛生上よくありません。また、これから先も他者とかかわる以上、嫌味や悪口を言われる可能性がないとは言い切れないものです。そのため、改善の余地があると感じたところだけを抽出して行動を改めるよう努力してみましょう。単なる嫉妬や臆測、決めつけは聞き流すというように、相手の言葉を「分類」する訓練をしていく機会であると認識してみてください。
慣れるまでは非常に根気がいりますが、訓練を重ねていくことで精神力が鍛えられるでしょう。

ほかの上司に相談を

言われた内容に心当たりがあったり、仕事ができないことに対する劣等感が強い場合、上司に嫌味や悪口を言われても「仕方がない」と思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、つらい思いを我慢するのは限度があるのも事実。勇気がいるかもしれませんが、ひとりで抱え込まずに、別の上司などに相談する機会を設けることもときには重要です。
基本的に嫌みや悪口を言うのには、妬みや支配欲などの心理的要因があります。しかし、これらはあくまでもその人自身の問題です。相手の言葉に責任を感じすぎないことを意識し、毅然とした態度を取るよう心がけましょう。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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