7月13日、東京都は新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表しました。これによると、第27週(3-9日)の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比10.7%増の7.58人となっており、東京のコロナ患者報告数は3週連続で増加していることがわかりました。
東京都は13日、新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表した。第27週(3-9日)の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比10.7%増の7.58人だった。専門家による分析では「緩やかに増加しており、今後の動向に十分な注意が必要」としている。【新井哉】
感染拡大の早期予兆の指標の1つとしてモニタリングしている「#7119における発熱等相談件数」の7日間平均は122.9件(12日時点)で、前週(111.6件、5日時点)よりも増えた。
10日時点の入院患者数は、前週(3日時点)から87人増えている。専門家による分析では「医療提供体制への大きな負荷は見られない」としながらも「小児科では、他の熱性疾患等の受診者も増加している」と指摘している。
救急医療体制の逼迫度を把握する指標「救急医療の東京ルールの適用件数」の7日間平均は109.3件(12日時点)で、前週(102.7件、5日時点)を上回った。
出典:医療介護CBニュース