• 2022年11月16日
  • 2022年12月21日

アナフィラキシー疑い続く、医療機関に注意喚起を~厚労省がコロナワクチン接種対応で事務連絡

 
11月10日、厚労省予防接種担当参事官室は、新型コロナワクチン接種に伴うアナフィラキシー発症者への対応に関する事務連絡を出しました。アナフィラキシーが疑われる事例が引き続き報告されているため、各自治体に対し、接種会場での体制確認することや、管内の医療機関に注意喚起を行うよう求めています。

厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は、新型コロナワクチン接種に伴うアナフィラキシー発症者への対応に関する事務連絡(10日付)を、都道府県、市町村、特別区の衛生主管部(局) に出した。【新井哉】

アナフィラキシーへの対応を巡っては、厚労省健康局長と医薬・生活衛生局長が連名で、予診時にアレルギー疾患の既往歴や、アナフィラキシーを含む即時型のアレルギー反応の既往歴について確認することなどを求める通知(2021年3月15日付)を出していた。また、オミクロン株BA.4-5対応ワクチンの接種に関して、アナフィラキシーが疑われる死亡事例が報告されている。

事務連絡では、アナフィラキシーが疑われる事例が引き続き報告されているため、各自治体に対し、接種会場での体制などを改めて確認することや、管内の医療機関に注意喚起を行うよう求めている。


出典:医療介護CBニュース