12月1日、厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が、航空機内におけるオミクロン株陽性者の濃厚接触者に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に発出。「懸念される変異株」に指定されたオミクロン株について、他の「懸念される変異株」に比べて再感染のリスクが高いことが懸念されていると説明。オミクロン株であることが確定した患者と同じ航空機に搭乗していた場合は、「その座席位置に関わらず、濃厚接触者として対応する」としています。
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は1日、航空機内におけるB.1.1.529系統(オミクロン株)陽性者の濃厚接触者に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。濃厚接触者について、「更なる科学的知見」が得られるまでの間は疑似症患者として「宿泊施設に滞在していただく」などと記載している。【新井哉】
事務連絡では、「懸念される変異株」に指定されたオミクロン株について、他の「懸念される変異株」に比べて再感染のリスクが高いことが懸念されていると説明。オミクロン株であることが確定した患者と同じ航空機に搭乗していた場合は、「その座席位置に関わらず、濃厚接触者として対応する」としている。
また、宿泊施設に滞在する場合は、「その体制の確保に係る経費を新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金による新型コロナウイルス感染症対策事業の補助対象とすることが可能」との見解を示している。
出典:医療介護CBニュース