• 2024年2月20日
  • 2024年2月20日

【看護師が描く4コマ漫画】ナースの世界線 vol.16

 

看護師漫画家のあさひゆりが自身の経験をもとに描く4コマエッセイ漫画。看護師あるあるからお役立ち情報、ナースの恋愛事情まで、とくとご覧あれ!

あさひゆりさんからのメッセージ

患者さんとの会話の中には病態について様々なヒントが隠れていることがある。特に現病歴、既往歴など全てをしっかりと説明することが難しい患者さんの場合には、話す言葉によく耳を傾け、アンテナを張り、事実を明らかにしていく、それはさながら探偵にでもなったような気分である。

普段はしっかりしていても、うっかり薬を飲み忘れたり、変な飲み方をしてしまったり、何より医師の前だと緊張してうまく話せない患者さんを結構沢山見てきた。

それに私自身、喘息や風邪などの「自分の薬の飲み忘れ」は時々ある。看護師だからといって絶対忘れないことはない、むしろ看護師だから油断しているのかもしれない、恥ずかしい話だが…。

ひとは誰でも間違えるし、忘れるし、緊張するものなのだ。初めから疑った態度で接するのは少し違う気がするが、「本当かな?」「大丈夫かな?」とつねに疑問を持ち、いつでも相手を助けられるようどっしりと構えていたいと思う。


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バナーデザイン:高橋さやか

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