• 2024年3月11日
  • 2024年3月12日

激ムズ漢字「犬吠様咳嗽」。読み方わかる?

 

風邪症状でよくみられる咳ですが、「コン、コン」と乾いた咳や「ゴホ、ゴホ」と痰が絡んだ湿った咳などいくつかの種類に分かれます。今回紹介する「犬吠様咳嗽」も咳の種類の1つです。一体どのような咳の種類で、なんと読むのでしょうか?

「犬吠様咳嗽」を使った例文

「犬吠様咳嗽」が用いられるのは、内科や小児科の分野です。

例文としては、

「犬吠様咳嗽は、主に小児に見られます」

「気道が炎症していて、咽頭も狭窄(きょうさく)してます、犬吠様咳嗽かもしれません」

「この咳の音は犬吠様咳嗽かもしれませんね、原因を探ってみましょう」

などが挙げられます。

どうやら咳の音が特徴的のようですね。それでは正解を見てみましょう!

正解はこちら!

正解は「けんばいようがいそう」でした!

名前の通り「犬の遠吠えのような咳」のことで「ケン、ケン」という音を出します。咽頭ジフテリアや、急性声門下咽頭炎などが原因で、小児の症状としてよく挙げられます。覚えておきましょう!

▶そもそもどういう意味?「喘鳴」の読み方が難しい……【医療漢字クイズ】

出典:看護師さんのための用語辞典「犬吠様咳嗽」

制作:TAC企画

著者プロフィール