• 2024年1月10日
  • 2023年12月22日

靴のサイズが合わないとできる「胼胝」。なんて読む?タコじゃないよ。

 

スポーツで皮膚摩擦を繰り返している人や、長時間ハイヒールを着用している人、靴のサイズが合っていない人などが気を付けたい「胼胝」と呼ばれる症状。あまり見慣れない漢字ですが、何と読むのでしょうか?

胼胝は何て読む?

「胼胝」を使った例文

「胼胝」が使われるのは、主に皮膚科の分野です。患者の皮膚状態を観察するときによく耳にします。

例文としては、

「足の裏に胼胝ができていますね、経過を観察しましょう」

「胼胝ができたところに痛みが生じる場合は、早めに教えてくださいね」

「日常生活に支障がある胼胝なら、肥厚した部分を削り、圧迫を軽減させましょう」

などが挙げられます。

なんとなく「胼胝」の正体がわかった人もいるのでは? それでは正解を見てみましょう!

正解はこちら!

胼胝(べんち)と読みます。

正解は「べんち」でした!

一般的には「たこ」と呼ばれるもので、くり返し刺激を受けたために、皮膚の表面が硬く盛りあがって形成されます。硬い「胼胝」を放置していると皮膚の下にある組織を傷つけ、皮膚潰瘍を誘発するケースがあるので注意しましょう!

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出典:看護師さんのための用語辞典「胼胝」

制作:TAC企画

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