インフルエンザや風邪を引いたときに多く見られる熱の症状。これにも熱の種類があるのを知っていますか?今回は「稽留熱」を紹介。読み方と意味を一緒に考えてみましょう!

「稽留熱」を使った例文
「稽留熱」は病院、クリニック、訪問看護施設など、場所を問わずさまざまなシーンで使われます。
例文としては、
「発熱時からさかのぼると、稽留熱のように感じます。インフルエンザの検査をしましょう」
「体温がなかなか下がらない。おそらく稽留熱だろう」
「稽留熱がみられる場合、考えられる疾患を確定させるためにも血液検査が必要です」
などが挙げられます。
熱の種類によって疾患を推測できることもあるようですね。それでは正解を見てみましょう!
正解はこちら!

正解は「けいりゅうねつ」でした!
「1日の体温差が1℃以内で、38℃以上の高熱が持続する熱」のことで、白血病、悪性リンパ腫、髄膜炎などで多くみられます。昨今、流行しているインフルエンザも稽留熱から始まり、「弛張熱(1日の中で体温の変化が1℃以上あるが、平熱にはならない熱の種類)」の経過をたどることが多いと考えられています。
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制作:TAC企画
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