看護師経験10年のお笑いコンビ・天才ピアニストのボケ担当ますみさんと、ツッコミの竹内さんが繰り広げる“看護師あるある”第6回目は「トラウマはありますか……?」をテーマにトーク。

「幽霊は全然怖くないねん」と話す、ますみさん。その理由に竹内さんも納得していました。
「おばけは怖くないねん」ますみの持論に竹内も納得
竹内知咲(以下、竹内):トラウマか……。
ホラー的なことで言うと、病棟って幽霊とか出そうやな。
そういうトラウマないの?
ますみ:うーん……私は、まったく霊感ないからな〜。
竹内:なさそう!
見るからになさそう!
霊が寄り付きにくそう!
ますみ:え、どういうこと? めっちゃ畳み掛けてくるやん。
まあええけど、私は霊が出てもええわと思っているんよね。

竹内:え! なんでなん? 怖ないの?
ますみ:病院で亡くなった方の霊が出てきたとしても「私、あなたに悪いこと1個もしてへんし、看護させてもらってたんだから、なんもされへんだろうな」って思っちゃうんよね。
竹内:たしかに。そう考えたら「出たところで……」って感じやな。
ますみ:そうそう!
せやから、2時間前に亡くなった方の病室とかも抵抗なく行けんねん。
出てきてもらっても怖いことされることないなって。
竹内:なるほど! そういう持論を持ってらっしゃったんや。
ますみ:むしろ対談したいくらいやもん! 「ますみ×幽霊」ってな。
竹内:そこまで!? それは独特な感情をお持ちやな。
おい、トラウマ話どこいったん。
代々語り継がれるトラウマエピソード!本当に怖い夜勤中のハプニングとは
ますみ:あ、でもドキッとしたことはあるで。
竹内:ほうほう! どんなことなん?
ますみ:夜勤の時の話なんやけど……

竹内:夜勤の時間帯に患者さんがいなくなったり、徘徊してたりしたら怖そうやな。
ますみ:いや、まさにそれで(笑)
これは先輩看護師から聞いた話なんやけど、消化器外科にいた時に、4本くらい管つけている50代の男性患者が突然いなくなって……。ICUから一時的にナースステーションにうつった方やったんやけど。
竹内:えー!
その患者さん、管だらけで結構大変な状態なのに、それは焦るな。
ますみ:それで夜勤帯の看護師総出で「もしかしたらベッドの下に落ちてるんじゃないか」とか探しまくったんよ。
竹内:それはないやろ。それで、どうなったん?

ますみ:普通に薄暗い廊下の向こう側からその男性患者が「お!どうした」って感じで、管全部引きずりながら歩いてきて!
竹内:管引きずって!?
しかも暗い廊下でやろ? 怖すぎるやろ……!
ますみ:どこからかゲットしたハサミを持ってて、管を自分でカットしたみたいで。
血液とか廃液を全部こぼしながら、普通に歩いててん。
竹内:いやそれゾンビー!!!ウォーキング・デッドー!!!
ますみ:本人オペ後でちょっとハイになってるから、「なんか体にいっぱい管ついてるわ!」くらいの冗談言うてたんけど。
現場にいた看護師「イヤー」って大慌て。
これは消化器外科の先輩たちに受け継がれる“シザーハンズ”の伝説やったな。

竹内:それ、患者さんのケアもやし、後片付けも大変そうやな。
ますみ:せやで。夜勤って看護師少ないから、絶対に大変やったと思う。
掃除の業者さんもおらんし、切った管をどうしたら良いか判断しなきゃやし。
竹内:話聞いて思ったけど、たしかにおばけの方が怖くないな。
看護師さんたちが「わかる!」と経験しそうなトラウマエピソード。当時は焦っていても、あとから会話のネタにできたらと前向きに、どうか抱え込まずに頑張っていきましょう!天才ピアニストの看護師あるある、次回もお楽しみに〜!
執筆:於ありさ、企画・編集:藤田佳奈美(TAC企画)
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