CATEGORY

ケーポイント(K)

臼後三角最後部のやや後方内側の部位。この部位を刺激すると、仮性球麻痺患者に対して嚥下...

ゲフリール[ゲフ]

凍結標本。術中迅速病理診断で用いられる病変部位の保存方法。採取された材料を液体窒素で凍結した後、膜状に薄く切ってプレパラートに貼り、染色する。

ケトン体

脂肪代謝の副産物であるアセト酢酸、アセトン、β-ヒドロキシ酪酸の総称。肝臓の脂肪酸代謝が亢進すると生じ、肝臓以外の臓器(心臓や筋肉)で重要なエネルギー源となる。低栄養状態やインスリン欠乏による糖尿病などでブドウ糖が利用できない場合、ケトン体が代替エネルギー源となる。

ケトン尿症[フェニルケトン尿症]

尿中のケトン体が増加した状態。フェニルケトン尿症は、フェニルアラニン代謝にかかわるフェニルアラニン水酸化酵素の活性が先天的に低下し、尿中に多量のフェニルケトン体が排泄される疾患。知能障害、脳波異常などを生じる。

ゲノム

全遺伝子、遺伝子地図。

ケブネル現象

乾癬の症状。皮疹がない部分を刺激すると皮疹が生じる現象。

ケトン血症

糖尿病などにおいて、脂肪酸やアミノ酸の不完全代謝物であるケトン体が大量に産生された結果、血中におけるケトン体濃度が上昇した状態。

ケトーシス

ケトン症。糖質および脂質の代謝障害により、ケトン体が増加した状態。血中のケトン体濃度が上昇した状態をケトン血症、尿中のケトン体が増加した状態をケトン尿症という。ケトアシドーシスを起こす。

ケトアシドーシス

糖質および脂質の代謝障害によるケトン体増加から生じる、代謝性アシドーシス。