• 2022年11月2日
  • 2022年11月7日

「にくめ」じゃないよ!「肉芽」の読み方が地味に難しい……【医療漢字クイズ】

 

一つひとつの漢字の読み方は簡単でも、組み合わさるとまったく異なる読み方に変化し、読めなくなる場合があります。

今回紹介する漢字「肉芽」もその1つ!何と読むのでしょうか?

きっと「にくめ」と読んだ人は多いのではないでしょうか?しかしそれは誤り。医療分野では「」が異なる読み方になります。

「 肉芽 」の意味と例文

肉芽」は、外傷や炎症による組織欠損部分が、修復する際にできる新生組織のこと。赤くやわらかい粒状の結合組織で、創傷治癒のプロセスで見られます。

医師や看護師の間で「肉芽」は、以下のようなやり取りで使うことも。

「肉芽が縮小していれば、経過観察でもいいのではないだろうか」

「肉芽組織がきれいに形成できているか、細目に確認しましょう」

「創傷ケアにおいて、肉芽組織の確認は重要な看護です」

体にできた傷を治す上で、とても重要な「肉芽」。何と読むのでしょうか?

正解はこちら!

正解は「にくげ」でした!

「にくが」だと思った人もいるかもしれません。

「芽」を「げ」と読むのはとても珍しいケース。難しく感じた人もいたのではないでしょうか?


出典:「おさえておきたい看護用語 聞き言葉・略語・カタカナ語」(エキスパートナース編集部・編/照林社)

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