一つひとつの漢字の読み方は簡単でも、組み合わさるとまったく異なる読み方に変化し、読めなくなる場合があります。
今回紹介する漢字「肉芽」もその1つ!何と読むのでしょうか?
きっと「にくめ」と読んだ人は多いのではないでしょうか?しかしそれは誤り。医療分野では「芽」が異なる読み方になります。
「 肉芽 」の意味と例文
「肉芽」は、外傷や炎症による組織欠損部分が、修復する際にできる新生組織のこと。赤くやわらかい粒状の結合組織で、創傷治癒のプロセスで見られます。
医師や看護師の間で「肉芽」は、以下のようなやり取りで使うことも。
「肉芽が縮小していれば、経過観察でもいいのではないだろうか」
「肉芽組織がきれいに形成できているか、細目に確認しましょう」
「創傷ケアにおいて、肉芽組織の確認は重要な看護です」
体にできた傷を治す上で、とても重要な「肉芽」。何と読むのでしょうか?
正解はこちら!
正解は「にくげ」でした!
「にくが」だと思った人もいるかもしれません。
「芽」を「げ」と読むのはとても珍しいケース。難しく感じた人もいたのではないでしょうか?