き

吸痰

痰を吸引すること。

吸啜反射（きゅうてつはんしゃ）

乳児の口唇、口腔粘膜に指などでふれると舌と唇で吸飲する反射。吸飲反射。

急性リンパ性白血病

骨髄中で悪性化した未成熟なリンパ球が著しく増加する白血病。

急速遂娩（きゅうそくすいべん）

分娩中に母児に危機的状況が生じた場合に、分娩を早めるために、帝王切開、鉗子分娩、吸引分娩などによって児を娩出すること。

急速輸注症候群[サイトカイン放出症候群]

抗癌薬の分子標的治療薬など、サイトカイン放出を引き起こす薬物による異常なサイトカイン産生によって、アレルギー反応、呼吸困難、嘔吐などの症状をきたした状態。

急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群[川崎病]

発熱、手足の変化、発疹、目の充血、リンパ節の腫れなどがみられる原因不明の急性熱性疾患。

急性肺損傷

肺組織の脆弱化と高圧の人工呼吸で起こる肺障害の総称。ARDSもALIもともに重篤な低酸素状態を示す。P/F比＝PaO2/FIO2が200以下の重症をARDS、300以下をALIという。

急性腹症

外傷以外の理由で、急激な腹痛をきたす疾患の総称。虫垂炎、イレウス、腸重積などの消化器系疾患のほか、大動脈解離、心筋梗塞、腎盂腎炎などでも発生する。

急性骨髄性白血病

骨髄中で腫瘍化した骨髄芽球が著しく増加する白血病。

急性肝炎

ウイルス感染などによる一過性の肝炎。