THE CLINIC インタビュー |看護師の求人・転職情報はマイナビ看護師

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THE CLINIC

脂肪吸引、脂肪豊胸、脂肪注入によるエイジング治療など、脂肪を活用する美容施術を中心に全国5拠点を展開する「THE CLINIC」(2019年4月現在)。シリコンなどの人工物に頼るのではなく脂肪を素材とすることで「自然な美」を追求しています。風通しの良いチーム医療でゲストに寄り添い、最善の結果を導くためには、看護師さんの力が欠かせません。現場で活躍中の看護師さんにスポットを当て、職場としてのTHE CLINICの魅力に迫ります。

【目次】

『THE CLINIC』でのお仕事についてうかがいました!

THE CLINICの特徴を教えてください 主にどのような仕事を行うのですか? 職場の雰囲気はどのような感じですか? 気になる待遇や福利厚生は? 仕事のやりがいについて教えてください どのような看護師が求められていますか?

データで見る! THE CLINICの秘密

どんな看護師が働いている? どのような研修制度があるの? 勤務時間や休暇はどうなっている?

採用担当者に聞く! 看護師採用のポイント

近年の採用傾向 面接でチェックするポイント 選考の流れ

活躍中の看護師に聞く!THE CLINICの魅力

THE CLINICに入職を決めた理由は? 現在のお仕事の内容について教えてください 転職後、仕事や生活でどのような変化がありましたか? THE CLINICをめざす看護師さんたちへメッセージをお願いします

『THE CLINIC』でのお仕事についてうかがいました!

教えてくれたのはこの人!

齊藤陽子さん

THE CLINIC エリアマネージャー 採用担当者

THE CLINICの特徴を教えてください

当院では、脂肪に特化した美容施術を提供しています。主に取り扱うのは「脂肪吸引・痩身」「脂肪注入豊胸」「脂肪注入エイジング治療」の3分野。2007年の開業以来、特定の分野に注力してきたこともあり、日進月歩の美容医療業界において高度な専門性を保ち続けています。2019年現在、東京・横浜・名古屋・大阪・福岡の全国5か所でクリニックを展開しています。

主にどのような仕事を行うのですか?

当院の看護師が担当するのは、美容外科手術の介助(直接介助、間接介助)、ゲスト対応、アフタートリートメント対応などです。特に新規ゲストへの対応は重要で、トータルで2~3時間ほどかけて行います。男性医師の前では緊張して話せなかったというゲストが、同席した看護師には本音を伝えてくださることもしばしば。相手の表情や声のトーンをみながら不安を和らげ、プロとして最高のおもてなしを提供しています。

職場の雰囲気はどのような感じですか?

医師、看護師、コンシェルジュともに、前向きで成長意欲の高いスタッフが集まっています。「プロとして最新の知識を身に付けたい」「ゲストのためにも自身の技術を向上させたい」という気持ちを皆が持っているため、互いに学び合える環境です。また、多職種間で十分にコミュニケーションする職場風土があり、チームワークが良いことも特徴です。親睦会や懇親会、部活動などの機会も生かしながら、業務内外で交流を図っています。

気になる待遇や福利厚生は?

当院では「臨床経験3年以上で入職2年目」のモデル年収は約600万円。一般スタッフから管理職にステップアップすると約744万円になります(いずれも大阪院の例)。また、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険については研修時から加入できます。そのほか、住宅手当(東京院のみ)、健康診断やインフルエンザ予防接種、無人島キャンプやグアムハーフマラソンなどの社員旅行、高い業績を上げたチームへの奨励金など、スタッフの健康を大切にし、モチベーションを高める制度を整えています。

仕事のやりがいについて教えてください

当院では、美容クリニックの中でも比較的病院臨床に近い領域を扱っています。乳房再建など、治療の一環ともいえる施術もあります。脳外科やがん治療などの領域で専門医資格を取得した医師が約80%を占め、高い技術力とゲストに寄り添う気持ちを併せ持っています。ただ安全に施術が終わればよいと考えるのではなく、全スタッフがオペの前後で可能な限りゲストの負担を軽減し、医学的にも最善の工夫や管理を行うため、病院臨床と同等の知識や技術を習得可能です。万が一、将来的に病院臨床へ戻りたいと思っても、自信を持ってキャリアチェンジできるはずです。

どのような看護師が求められていますか?

美容に興味があることはもちろん、新しいことを学ぶのが好きな看護師が活躍しています。また、高いコミュニケーション能力を発揮し、ゲストの気持ちを丁寧に傾聴した上で最適な選択肢を提案することが求められます。日ごろから、困っている人がいたらすぐに気付き、さりげなくサポートできるようなタイプの人が多いですね。

データで見る! THE CLINICの秘密

どんな看護師が働いている?

2019年2月時点で、看護師の年齢構成は次のようになっています。

20代後半から30代前半がボリュームゾーンとなります。ちょうど妊娠・出産の時期と重なることが多い年代でもありますが、産休や育休はもちろん取得可能です。また、復帰後も十分に相談を重ね、「すぐに常勤で働きたい」「時短でゆっくり仕事に慣れたい」といった一人ひとりの希望にできるだけ配慮しています。

どのような研修制度があるの?

入職してから3~4か月間程度は、プリセプターがマンツーマンで業務指導を行います。基礎的な知識研修はもちろん、オペ介助や経過観察、カウンセリングまで、一から丁寧に指導します。また、“THE CLINIC ACADEMY”という当院オリジナルの研修用ウェブサイトがあり、系統立てて知識を習得できる環境が整っています。そのほか、起こりうる症例を想定した院内トレーニングや、外部講師による急変対応研修(BLS/ICLS)など定期的に学ぶ機会を設けることで、美容看護師としての高いレベルを維持しています。

勤務時間や休暇はどうなっている?

基本的な就業時間は10:00~19:00(休憩1時間)です。月9日休みのシフト制で、週に1回程度、早番か遅番に入ることもあります。休暇については年末年始休暇、慶弔休暇、有給休暇に加えて、年に5日のリフレッシュ休暇も取得できます。なお、当院における有給休暇の消化率は100%です。また、2017年度と2018年度を比較すると、業績が1.5倍向上した一方で残業時間は減少したという実績になっています。

採用担当者に聞く「THE CLINIC看護師の採用ポイント」

近年の採用傾向

美容看護師として求められる基本的な医療行為は、入職後の研修で身に付けることが可能です。したがって、オペ室の経験者を特別に優遇するといったことはありません。何よりも大切なのは、ゲストの不安な気持ちに寄り添い、ベストの方法を提案できるコミュニケーション能力があること。さらに、新しいことにチャレンジする気概のある方、前向きで成長意欲がある方を積極的に採用しています。

面接でチェックするポイント

上記のような素質があるかどうか、面接時の立ち居振る舞いや受け答えなどから判断しています。当院にマッチするのは、相手を気遣い目配りできる、いわゆる「気が利く」方。その上で、美容看護師としてのビジョンが明確で、やりがいを感じながら働けるかどうかが大切です。また、接客業としての側面もある職場ですから、第一印象の爽やかさ、元気さも重視しています。

選考の流れ

当院の選考は2段階に分けて行います。1次選考は、これまでの経験や志望動機に加えて、当院の理念に共感できるかなどを伺う面接と、SPI検査です。2次選考では、まず1日入職体験としてユニフォームを着て現場に入り、ウェブサイトだけでは分からない細かな「職場の実際」を見ていただきます。当院の医師や看護師、コンシェルジュたちと協調して働いていけそうかを互いに確認してから、2次面接へ進むという流れです。

【選考フロー】
エントリー
書類審査
1次面接・SPI検査(言語、非言語、適性検査)
1日入職体験・2次面接
ご内定

活躍中の看護師に聞く!THE CLINICの魅力

齊藤 陽子さん

入職4年目。総合病院のERやCCUなどで看護師として現場に立ち、27歳の時に美容業界へ飛び込んだ。THE CLINIC名古屋院のオープニングスタッフとして活躍し、現在では東京院主任兼名古屋院エリアマネージャーを務める。

宮原 梢さん

入職1年目。総合病院などで8年ほど臨床経験を積んだ後、国際ボランティアナースとして活躍。2018年にTHE CLINICへ入職し、3か月間のOJTを終えたところ。

中屋 冴恵花さん

入職2年目。総合病院のICUや脳神経外科などで11年の臨床経験を積んだ後、もともと興味のあった美容業界へ転身。現在は新人のプリセプターも務める。


THE CLINICに入職を決めた理由は?

齊藤さん

私は看護師と保健師のダブルライセンスを持ち、総合病院のERやCCUなど厳しい現場に立ってきました。しかし、20代後半になったとき、だんだんと体力的な厳しさを感じてきたこと、自分の肌の変化が気になったことをきっかけに、美容クリニックへの転職を考えました。きちんと比較検討したいと思い、6社にエントリー。そのほかにも患者として3つのクリニックを訪れました。その中で当院の医院長と面接で言葉を交わしたとき、「この人の下で働きたい」と直感し、当院への入職を決意しました。

中屋さん

もともと美容には興味があり、人を美しくする仕事に魅力を感じていました。しかし、まずは看護職としての基礎を身に付ける必要があると思い、総合病院で勤務。ある程度の自信が付いてから美容業界に飛び込みました。私のタイプとして「広く浅く」ではなく専門領域を極めたかったこともあります。また、病院臨床での学びを生かしたいという思いもありました。こうした方向性にぴったり合致していたの当院だったのです。

宮原さん

私は尊敬する先輩の影響で海外留学したり、国際ボランティアナースとして東南アジアを訪れたりした経験があります。看護師としての原点に立ち返り、あらためて自分のやりたいことを考えたとき、頭に浮かんだのが美容看護でした。強烈な紫外線から肌を守るためスキンケアが重視されている国で生活したことなど、様々な経験が影響しての決断でした。

現在のお仕事の内容について教えてください

齊藤さん

名古屋院の立ち上げに携わった後、主任やエリアマネージャーとなり、2019年からは東京院の主任も兼務しています。管理職の立場でスタッフと面談したり、マネージャーとミーティングしたりするのが主な業務です。中でも管理職の候補者を育成することが重要な課題となっています。時には自身も現場に立ちながら、医師やコンシェルジュを含めて全体の動きを把握し、マネジメントできる人材の育成に力を入れています。

中屋さん

オペ介助やゲスト対応、カウンセリングなどを担当しています。オペの件数は少ない日で3件、多い日で7件くらいでしょうか。各種ルートを確保する、バイタルサインをチェックするなど、病院臨床の経験が生きる場面もたくさんあります。新規ゲストのカウンセリングでは、特に分かりやすい説明を心がけて不安を取り除くことが大切です。私が関わったゲストに当院でのオペを決意していただけた瞬間は、大きなやりがいを感じます。

宮原さん

私は入職してまだ3か月ですが、これまでの期間、プリセプターとしてOJTを担当してくださったのが中屋さんです。初めてのことで至らない点も多いですが、とても丁寧に教えていただき、無理なく知識や技術を習得できたと感じています。そして、少しずつ自立して業務を行えるようになってきました。

転職後、仕事や生活でどのような変化がありましたか?

齊藤さん

仕事を楽しみ、キラキラ輝いている人がたくさんいる職場で、「複雑な人間関係に悩まされる」といった余計なことに労力を割く必要がなくなりました。ゲストのために、そして自身の成長のために、全力を尽くせていると思います。名古屋院の開院時は、美容医療や看護の経験が浅いスタッフも多くて大変でしたが、ゼロからクリニックを創り上げるおもしろさを経験できました。一般的な病院の業務とはまた違った、やりがいや魅力を感じています。

中屋さん

32歳で転職した直後は、新たな分野を勉強するのに必死でした。特に、私はこれまでオペ室での経験がなかったため、介助の仕方は当院入職後から猛勉強しました。とはいえ、ずっとあこがれていた業界ということもあり、マイナスの意味でのギャップはありませんでした。また、夜勤がなくなったことで、心身ともに余裕ができたことは大きかったです。休みの日はジムに行ったり同僚とお出かけしたりと、自分のために時間を使うことができています。

宮原さん

プリセプティーとして学びながら、美容クリニックだからこそ求められる技術、そして接遇があることが分かってきました。また、自身の脂肪を顔に注入して若返りを図るなど、脂肪幹細胞の可能性には日々驚かされています。病院臨床にいたころ、亡くなる直前までメイクをして、美しくありたいと願う患者さんをたくさん見てきました。美しくなることが人を前向きにすると信じ、そうした気持ちをサポートできる存在でありたいと感じるようになりました。

THE CLINICをめざす看護師さんたちへメッセージをお願いします!

齊藤さん

当院の職場で特に誇れるところは、スタッフのチームワークの良さ。社内SNSも活用しつつ、タイムリーなコミュニケーションを心がけています。もっとゲストやスタッフに愛され、社会貢献できるクリニックをめざして、一緒に前進し続けられる方をお待ちしています。

中屋さん

一般的な病院ではできない、THE CLINICならではの学びや経験というものが、確かにあると感じています。転職前は美容の世界に足を踏み入れることに不安を感じることもありました。しかし、今では想像以上に毎日が充実していて「もっと早く転職してもよかったかな?」と感じるほどです。美容に携わりたいという思いを大切にして、ぜひ夢をかなえてください。

宮原さん

先輩方一人ひとりがプロフェッショナルであり、若手への声かけもすごく優しいです。入職当初、とても緊張していた私に、「ミスも次に生かしていけば大丈夫だよ」と安心させてくれた先輩の一言は今でも忘れられません。いつか自分も成長して、後輩から尊敬されるような存在になれたらと思っています。