個人インタビュー

個人インタビュー

岐阜県厚生農業協同組合連合会 東濃中部医療センター 東濃厚生病院

伊藤 有由美
伊藤 有由美さん

看護専門学校を卒業後、名古屋市内の総合病院で循環器病棟を3年、ICUで4年経験。結婚と同時に地元の岐阜県に戻り、転職。看護師歴は20年目となり、現在は主任4年目。スタッフの指導や全体の管理を任されている。

安心して長く働ける環境だから、患者さんとじっくり向き合える

子育てをしながらどのような働き方を?

子育てをしながらどのような働き方を?

この病院に就職してから、2人の子供を出産しました。2人目の産休に入るまで、循環器・呼吸器・消化器の内科混合病棟で勤務し、復帰後からは現在の血液浄化センターで勤務しています。当初は育児短時間制度や夜勤免除の制度も利用していました。当時の上司も子育て世代に協力的で「看護師の代わりはいるけど、お母さんの代わりはいないよ」と声をかけていただき、安心して子育てと仕事を両立できる環境に感謝しています。

血液浄化センターの仕事内容を教えてください

血液浄化センターの仕事内容を教えてください

全30床の透析専門部門です。患者さんは、外来通院の維持透析の方から、急性期の入院患者さんまでみえます。透析は血液を体外で循環させるため、急な血圧低下などのリスクも伴います。他の既往歴なども把握した上で、心電図モニターの確認や血圧変動などに細心の注意を払い観察をしています。患者さんは一生透析を行なう必要があるため、長いお付き合いになります。そのため、日頃の自己管理が大切になってくるので、食事指導やシャント指導なども行っています。また1回の治療は4~5時間要し週3回行っており、患者さんと関われる時間が多いため、生活の不安や患者さんの思いに寄り添った看護ができるよう心がけています。外来だからこそできる継続看護にやりがいを感じています。

新病院における看護の質の向上を牽引していきたい

特定行為看護師の資格を取得しようと思った理由は?

特定行為看護師の資格を取得しようと思った理由は?

新病院開院に向けて、今までの経験値を基盤に改めて基礎知識を学びたいと思うようになりました。アセスメント能力や実践スキルを高めたいと考えるようになり、特定看護師を目指すことにしました。また、当院は特定行為研修指定病院のため、勤務時間内に受講することができることも魅力です。子育てしながらでも学べる環境がありがたかったです。

今後目指す方向性について教えてください

今後目指す方向性について教えてください

以前は患者さんが苦しんでいる場面でも、医師の指示や到着を待つしかないこともありました。しかし、特定看護師になったことで、患者さんへのタイムリーな対応が可能となりました。現在は11名の特定看護師で、専用PHSを輪番制で持ち、部署を越えて患者さんへタイムリーに介入できるようにしています。また、集合研修を企画し看護の質向上を目指して、学んだことを伝えるための活動もしています。新病院では、今まで以上に幅広い医療と看護が求められます。これからも実践経験を積みながら更に知識を深め、教育活動や患者ファーストの看護実践に力を入れていきたいです。

個人インタビュー

岐阜県厚生農業協同組合連合会 東濃中部医療センター 東濃厚生病院

設立
1938年
所在地
岐阜県瑞浪市土岐町76-1

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