桃泉園北本病院は、開院から43年を数える歴史ある病院です。これまでは療養病棟がメインで、「桃泉園」という名から地域の人々には高齢者施設という印象を持たれがちでした。しかし2018年、新病院に生まれ変わったのを転機に、より充実した地域医療を提供。回復期リハビリテーション病棟を増床するとともに、整形外科中心の救急外来および手術をスタートし、新しい形の地域包括ケア病棟を展開しています。今では急性期からの転院先としても、地域の人々に親しまれています。

• 負担の少ない教育体制をつくり、無理なくスキルアップ

  これまでは育児や介護など、家庭を優先する看護師に多く選ばれる病院でしたが、現在はその先の一人ひとりの将来まで考えて、人を育てる体制を整えているところです。まずは時間にとらわれず、いつでも視聴できる動画教材を作成。「急変時の看護」や「透析看護」、「在宅復帰の看護師の役割」など、実践的なテーマの動画をランチミーティングの時間などで学ぶことができます。また勤務時間内に無理なく受けられる、複数の勉強会を希望制で開催しています。もちろん受講された方はしっかり評価しています。

  

• 年間休日は120日。誰もが満足するワークライフバランスを実現

  休日は年間120日。有給休暇も取りやすい環境ですが、特色としては全スタッフの公平性を意識している点です。たとえば育児中のスタッフをサポートする役割に回りがちな若手には、お盆やお正月を中心に、あらかじめ年間計画で優先的に休みを入れています。一方で、育児中のスタッフのお子さんの入学式や運動会などの行事の際には、代わって出勤するなど協力していただきますが、不公平感が生じないよう、師長が一人ひとりきめ細かくフォローアップしています。これにより全スタッフのワークライフバランスが充実し、離職者も減少しています。

  

• 定期的な面談により、一人ひとりのキャリア形成を応援

  新体制ではキャリアアップを目指す人も手厚く応援。「何年後にどんな看護師になりたいか」といったことを記した面談シートをもとに、それぞれの希望を師長はもちろん看護部長にも共有して、目標達成を支援します。また主任職を意識する方には、全員、認定看護管理者のファーストレベルを受講できます。（詳細は面接時にお尋ねください。）教育評価制度には、クリニカルラダーも導入する予定です。

  

• 入退院支援看護師が活躍。将来キャリアの選択肢の1つです

  当院では、患者さまが地域社会にスムーズに戻れるよう、入退院支援看護師が患者さまとご家族の気持ちに寄り添い、各々のニーズに応じたサポートを提供しています。現在、この役割を担っている看護師は2名います。入退院支援看護師は、アナムネ（治療開始前の情報収集）から生活背景まで聴取し、予約入院などの手続きまで行うため、ほかの看護師の業務負担も軽減してくれています。当院のことを把握しなければできない業務なので、新人はすぐにこの役割を担うことは難しいですが、今後増やしていく予定で、将来的なキャリアパスの１つとなります。

  

• 病棟ローテーションにより経験値をアップ。どこでも通用する看護師に

  病院から地域へ、継ぎ目のないシームレスな看護を提供するため、回復期から慢性期にわたり4つの病棟があるのが当院の特色です。「回復期リハビリをやってみたい」「疼痛コントロールに興味がある」といった、さまざまな興味を持つ方々のニーズに応えることができます。配属はジョブローテーションもあり異動希望を出すことも可能なため、幅広い看護を経験してみたい人をお待ちしています！