奨学金をもらっていたので看護学校入学と同時にこの病院で働くことが決まっていました。

私も奨学金で選んだのですが、総合病院だからこそさまざまな科目の勉強をする機会があるのが魅力です。

新人教育がしっかりしていると聞いて入職を決めました。１年かけてさまざまなことを勉強させてもらいました。

先輩方が本当に温かく見守ってくださいます。復帰前と同じ急性期病棟で働いていますが、土日休み・夜勤なしで９時から17時15分までに変更してもらいました。

育休は２回取ったのですが、子育てされている先輩が多く、快く送り出してもらえました。主人も当院の看護師なのでフォローし合いながら手術室の常勤勤務として復帰しました。夜勤は免除してもらっていますが、残業や土日は勤務しています。

２人目を出産後、希望通り手術室で平日のみの非常勤に変更してもらいました。子どもがしょっちゅう熱を出し、迷惑をかけると思いつつも休ませてもらっています。

手術室は特殊でやり方も絶えず変化していくため、病棟の看護師や経験者からのサポートを受けることが難しい場所です。しかし、私たちは一団となって残されたメンバーで対応しています。医師も事情をくみ取って協力してくださいます。

さまざまなキャリアを持つ看護師がいて、知らなかった滅菌方法を教えてもらうなど良い影響をたくさん受けます。私も後輩スタッフに教えるやりがいを感じています。

手術中に先生の言葉がなくても欲しい機械がわかるようになり、自身の成長を感じています。局所麻酔の手術が不安で泣きそうな患者さんの背中をさすり、声かけをして、後日「不安がやわらいだ」と話されていたと聞いたときは嬉しかったです。

急性期病棟で、患者さんの入院から退院までの全過程に関与したいという希望し、その部署に配属されました。子育てしながらでもしっかりと看護の技術やコミュニケーション力を磨けることを実感しています。

長く働いてライフステージが変わっても、時短勤務や私のように土日を完全に休みにして家族との時間を作るなど多様な働き方を選べます。

入職以来一度も辞めたいと思ったことがないほど人間関係が良いです。ときには厳しいことを言われることもありますが、きちんと根拠を持って指導してくれるので嫌な思いをすることはありません。

ベテランが多いから古い考えが残っているというのではなく、いろんな年代が一緒にやっているからどういうやり方がいいのかという情報を共有できます。済生会グループの一員として安定して働けるのも魅力です。