座談会
医療法人社団博翔会 五香病院
(写真左から)宮崎 るり子さん、黒井 妙子さん、蛯沢 恵子さん
宮崎さん/看護部長/2015年入職 黒井さん/外来 師長/2009年入職 蛯沢さん/回復期リハビリテーション病棟 師長/2009年入職急性期とは異なる回復期の魅力。幅広い看護が経験できます
現在のお仕事内容を教えてください。
私は入職後、外来と手術室、急性期病棟を経て、現在は回復期リハビリテーション病棟に勤務しています。ここに所属するまでは、たとえばトイレ介助など患者さまをすぐ手助けしていたので、見守りが中心の回復期看護を、最初はもどかしく感じました。でも寝たきりの状態で入院された患者さまが車椅子になり、歩けるようになるなど、長期にわたって少しずつ良くなられる姿に、段々喜びを感じるように。患者さんの「自立」をじっくりと支えられることが回復期リハの魅力です。
外来でも割と長期にわたり通院される患者さまが多いため、私も蛯沢さんの言われることはよく分かります。外来では、スムーズに診察が行えるようサポートするほか、緊急入院が決まったときの病棟との連携、検査対応、手術介助などさまざまな経験ができることも魅力です。
回復期リハ病棟でも退院支援のために、リハビリスタッフをはじめ医療ソーシャルワーカーやケアマネージャーなど多職種との連携を深めています。多職種間の風通しも、とても良いですね。
宮崎さんは看護部長として入職されました。これまでのキャリアを教えてください。
私は若い頃、青年海外協力隊のメンバーとしてネパールの小児科病院で働いたのをきっかけに、結婚後はカンボジアやジャカルタなど海外で長く暮らしてきました。この間、医療通訳をして、帰国後もJICA(国際協力機構)の保健室やクリニックなどで働いていました。看護師としての実務経験はそれほどなかったのですが、縁あって五香病院からお声がかかり、チャレンジすることにしました。赴任した当時、まだ開設して間もない病院だったので、師長を立ててもらったり、スタッフが休みやすい雰囲気をつくったりと、環境づくりに取り組みました。今後もスタッフがさらに働きやすい病院を目指して取り組みを続けていきます。
ストレスなく働け、看護師としての原点を取り戻せる病院
職場の雰囲気を教えてください。
回復期リハ病棟では、皆さん伸び伸びと働いています。何か問題があったとき、すぐに解決できなくても、理解してもらえるだけで気持ちが落ち着くと考えているため、私は師長としてスタッフ一人ひとりの声を聞くように努めています。どの職場のスタッフも人柄が良いので安心して紹介できます。実際、私の息子の奥さんも、子どもを院内保育所に預けて当院で働いています。
育児中の看護師が多いので、院内保育所があるのは助かりますね。公休も有給も取りやすく、他に夏休みもあるなど恵まれた環境であると思います。
管理職の私がきちんと休むことでスタッフも遠慮なく休めるので、率先して休んでいます(笑)。いきいきと活躍するためには、ワークライフバランスが大切ですので、新入職者の方には趣味やストレスの解消法なども聞いて、メリハリよく働けるよう意識しています。
求める人材像を教えてください。
看護師として実務経験が少しでもあれば、たとえば施設しか経験がない、といった方でも大丈夫です。大切なのは患者さまに寄り添い、皆と仲良くできることです。人の話が聞ける人、協調性のある人なら、年齢を問わずどなたでも歓迎します。また、当院は頑張りすぎた看護師さんが、少しゆったり働きたいという、心身を癒やせる場所でもありますので、その点にも注目してほしいと思います。看護師として人を支えたい、といった初心がよみがえる場所です。
医療法人社団博翔会 五香病院
- 設立
- 2010年11月
- 所在地
- 千葉県松戸市五香8-40-1
- 従業員数
- 280人
- 企業の特色
- 回復期リハビリ病棟60床・地域包括ケア病室24床.・一般病棟34床 全文表示する
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