一日の流れ
社会医療法人壮幸会 行田総合病院
行田総合病院の看護部が大切にしているのは患者さんのより良いケアにつながる「笑顔あふれる看護」です。その実践に向けてスタッフがいきいきと働ける職場環境や人材育成を重視し、すべての看護師が急性期から在宅期にわたる病棟で自分らしい看護に取り組んでいます。ここではHCUの日勤帯の一日の流れを、HCU副主任の山下さんに聞きました。

HCUに来るまでは新卒から外科病棟ひとすじ。「前の病院もIT化が進んでいましたが、当院ではロボット手術が行われていることが新鮮でした」と振り返る。充実した設備機器と開放感のあるキレイな院内も山下さんのイチオシポイント。
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8:30
ウォーキングカンファレンスでリアルな状況を共有
夜勤者から申し送りを受けた後、ウォーキングカンファレンスを開始。カルテ上ではなく実際に患者さん一人ひとりの病床を回り、酸素の流量や点滴速度などを日勤スタッフ全員で確認します。これにより患者さんの状況をきちんと把握するとともに、変化があったときもすぐに気付くことができます。ウォーキングカンファレンスは毎朝実施するほか、勤務交代時にも行っています。
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9:00
重症患者さんが多いため丁寧に慎重にケアしています
受け持ち患者さんの清拭やバイタルチェック、全身状態の観察などを行います。HCUの患者さんは重症度が高いため、清拭は2人1組のペアで実施するのが基本です。人口呼吸器などの機械類も数多く装着されているので、ずれたり抜けたりしないよう注意深く対応しています。そのほか、洗浄剤を使用してベッドサイドや車椅子を清潔に保っています。
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12:00
お昼ご飯は食堂で、食後は休憩室でとメリハリよく
お昼は12時・13時からの交代制で1時間きちんと取れます。食事をする場所は職員食堂で、食堂のメニューをいただく人もいれば、手づくりのお弁当を広げる人も。また日替わりのお弁当を頼むこともできます。食後はナースステーションの中にある休憩室でくつろいでいます。食事と休憩の場が区別されているので、よりリフレッシュできます。
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13:00
午後のラウンドを再開。術後対応もしっかり
配薬や内服チェック、食事介助、口腔ケアなど、引き続き患者さんのケアを行います。また、午後は入院中に手術を受けた直後の患者さんが来ることも多く、病棟スタッフから申し送りされた術前情報を踏まえ、麻酔から醒める際に患者さんが安心できる声かけなどを行っています。話ができる状態の患者さんからは「ありがとう」と言われることもあります。
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16:30
夜勤スタッフと一対一で申し送り。残業ほぼなく勤務シフトも柔軟
受け持ち患者さんの申し送りを夜勤スタッフに行います。直接、担当者と一対一でやりとりするため、細部まで情報が行き届くようになりました。残業は少なく、定時で帰ることがほとんどです。夜勤の回数は人それぞれで、「夜勤を増やしたい」などの希望にも応じています。子育て中のスタッフは夜勤なしや時間勤務も可能で、自分らしく働ける職場です。

社会医療法人壮幸会 行田総合病院
- 設立
- 1988年12月
- 所在地
- 埼玉県行田市持田376
- 従業員数
- 1096名(2025年3月時点)
- 企業の特色
- 504床の大型総合病院・断らない救急を中心に、急性期から慢性期まで幅広く地域ニーズに対応している病院 全文表示する
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