体毛には紫外線や衝撃といった刺激からの保護、体温調整などの役割があります。「睫毛」も、目を外的刺激から守っている重要な毛。実はこの「睫毛」という漢字、「まつげ」以外にも読み方があるんです。一体何と読むのでしょうか?
「睫毛」を使った例文
「睫毛」が主に使われるのは眼科の分野。患者さんの眼に刺激を与えていないか診察するときによく耳にします。
例文としては、
「乳幼児の睫毛内反は成長するうちに正常に戻ることが多いです」
「睫毛内反の程度が強い場合は、手術を考えなければいけません」
「睫毛乱生の治療には、電気分解やレーザーによる根元の破壊が有用です」
などが挙げられます。それでは正解を見てみましょう!
正解はこちら!
正解は「しょうもう」でした!
一般的には「まつげ」と読み、ゴミやほこりなどの異物が目に入るのを防いだり、額から流れてきた汗が目に入るのを防ぐ役割があります。睫毛が眼に触れて痛みを感じる場合、「睫毛内反症(しょうもうないはんしょう)」の可能性があるので、眼科を受診しましょう!
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制作:TAC企画