患者さんの体調悪化を示す兆候はたくさんあります。医療用語の1つ「シバリング」も、風邪を引いてしまったときのサインの1つで、看護師や医師にとって重要な観察項目です。一体どのような意味なのでしょうか?
「シバリング」を使った例文
「シバリング」は、主に看護師同士の会話や業務報告の際に用いられます。
例文としては、
「5号室の術後の患者さん、シバリングが起こっていないかよく確認してください」
「この患者さんの場合は、シバリングを確認したらすぐ医師に伝えてください」
「バイタル測定の最中ずっと口がカタカタしていたので、シバリングが起きていると考えていいでしょう。要経過観察でお願いします」
などが挙げられます。それでは正解を見てみましょう!
正解はこちら!
正解は「悪寒(おかん)のこと」でした!
「悪寒」とは「体温の急激な上昇の際、皮膚毛細血管の収縮により熱放散が妨げられることによって起こる、ぞくぞくする寒気」という意味で、ウイルス等の外敵が侵入したことに対する身体の反応とも考えられています。
▶コロナ罹患者は絶対やってる「サチュレーション」って知ってる?【医療用語クイズ】
制作:TAC企画