• 2022年10月17日
  • 2022年10月26日

【診断】30秒で分かる!あなたにピッタリな看護師の働き方

 

2022年10月20日(木)から放送がスタートする、岡田将生さん主演ドラマ『ザ・トラベルナース』。全国各地の病院で働くフリーランス看護師が主人公となり話題を呼んでいます。本ドラマをきっかけに初めて「トラベルナース」を知った方もいるのではないでしょうか?

ひとくちにフリーランス看護師といっても、働き方はさまざま。そこで今回は、病棟以外の働き方を検討している方や、フリーランスに興味がある方に向けて、自分に合ったフリーランスの働き方が分かる診断チャートをご用意。これからのキャリアを考えている方は、ぜひ試してみましょう!

診断チャートであなたに合ったフリーランスの働き方を見つけよう!

以下の診断チャートから、自分の考えに近いと感じる方に進んでください。迷ったときは直感で選んでみましょう!

30秒で分かる!あなたにピッタリな看護師の働き方診断チャート

診断結果はこちら!

①短期高収入&好きな場所で働ける「トラベルナース」
②勤務日数が少なくても高収入「夜勤専従看護師」
③仕事とプライベートのバランスが取れる「訪問看護師」
④自分の予定に合わせて仕事が組める「イベント・ツアーナース」
⑤看護師以外のスキルが身に付けられる「開業・起業」

診断お疲れ様でした!

意外な働き方にたどり着いた方もいるかもしれませんね。詳しい診断結果は以下をチェック!

おすすめの働き方①:トラベルナース

全国各地における看護師不足の病院やクリニックに赴任し、期間限定で働く「トラベルナース」は、一般的な看護師の月収平均(25万~30万円)と比較して月給が高めなのがポイント。人手不足が顕著な地方では特に重宝されることも。

雇用期間は約6ヶ月(※1)ほどなので、期間中は現地に移住することになりますが、多くの場合、住居や家具は仲介会社や病院が事前に用意してくれるため、自分で探す手間も省けます。また、その地域ならではのアクティビティやグルメを楽しめるのもトラベルナースの特徴です。

行ってみたい場所がたくさんある方や旅行が好きな方、好奇心が旺盛な方、いろんな価値観に触れたい方、短期間で高収入を得たい方、心機一転、新天地で働いてみたい方におすすめです。

※1…契約期間満了後も、採用者と当人の合意があれば雇用契約を継続することも可能

おすすめの働き方②:夜勤専従看護師

少ない勤務で高収入な働き方といえば、夜勤専従看護師。勤務時間は2交替制の病院では16時30分~9時、3交替制の病院で準夜勤の場合は16時~24時30分、深夜勤の場合は24時~8時30分が基本です。

2交替制の病院を選ぶと、1日の拘束時間こそ長いものの、月の勤務日数を抑えつつ高収入が得られます。また夜勤専従看護師は、夜勤帯の人員不足に悩む病院や介護施設にとって救世主的存在。スタッフにも感謝されることが多く、やりがいも感じられるはず。

夜型の方、少ない勤務日数で高収入を得たい方、スキルアップを目指したい方におすすめです。

おすすめの働き方:訪問看護師(アルバイト)

プライベートな時間をしっかり確保したい方、利用者さんに寄り添った看護がしたい方、病棟でキャリアを積んだ方には、アルバイトの訪問看護師がおすすめです。在院日数の短期化に加え、「今までと変わらない日常も大事にしたい」と考える方が増えたことで、高まりつつある在宅医療のニーズ。それに伴い訪問看護師の需要も増えているため、求人募集もたくさん掲載されているのが特徴です。

ステーションによって異なりますが、基本的な勤務時間は平日9時~17時の日勤帯がメインで、勤務日数は週3~4日ほど。安定した収入を得つつ、プライベートの時間を確保しやすいでしょう。

おすすめの働き方④:イベントナース、ツアーナース

収入も大事だけど、自分のライフスタイルに合わせて働きたい方、健康な人のサポートに興味がある方、全国各地の観光地を巡るのが好きな方向けなのが、イベントナース・ツアーナースという働き方。主な職場は、全国各地で行われるイベントや遠足、修学旅行などの学校行事、ツアー旅行先。今まで行ったことがない場所にも行けるのが特徴です。

自分で働きたい日時に合う仕事を選べるため、他の仕事とのかけ持ちのしやすさやプライベートの充実度は◎。派遣会社からの案内になるため事前登録が必要ですが、一度登録できれば自分の都合とマッチする求人に応募することが可能です。

おすすめの働き方⑤:開業、起業(訪問看護ステーション、ライターなど)

看護師資格や経験を活かして、今までと異なる仕事に挑戦したい方、キャリアの幅を広げていきたい方、看護師以外の仕事にも興味がある方には開業や起業がおすすめ。

具体的には、訪問看護ステーションの設立や、看護系メディアの監修・ライターなどが挙げられます。特にメディアの監修やライターは、専門的な知識が必須。誰でもできることではないため、大きなやりがいを感じられるはずです。

「開業に興味はあるけど、何から始めればいいか分からない」という方は、実際に訪問看護ステーションを開設した方の記事を参考に、開業準備を始めてみましょう。

起業に関しては、パラレルワークや副業も該当。デイサービスで広報やライター、Webデザインをしている方の記事では、起業の仕方から仕事の広げ方まで紹介しています。

フリーランスな働き方、人気No.1はトラベルナース!?

ひとえにフリーランス看護師といっても、色々な働き方があることが分かりましたね。なかでもトラベルナースという働き方は、看護師さんの中でも希望者が多い働き方。

実際に、看護師800人に「次にやってみたい看護系の職種は?」というアンケートを実施(※2)したところ、訪問看護師を抜いて「トラベルナース・応援ナース」(19.9%)が1位に。ドラマ『トラベルナース』の後押しもあって、いま注目の働き方のようです。
※2…「マイナビ看護師」調べ(2022/09/07~14 n=844)

トラベルナースの働き方詳細はこちらの記事をご覧ください。自分に合った働き方が見つかりますように。

2022年10月スタートの話題ドラマ「ザ・トラベルナース」をチェック!

▶新たな働き方「トラベルナース」の体験談を見てみる


チャート・執筆:内山直弥(TAC企画)、企画・編集:藤田佳奈美(同)

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