外出自粛が求められている現在、オンラインでの面接が増えてきました。今回は、対面の面接とは異なるWEB面接ならではのマナーについて、注意点を解説します。
マイナビ看護師「WEB面接注意とマナー」
PDFをダウンロード
事前に準備すること
WEB面接においても、服装や髪型、言葉遣いのマナー、面接の内容などは対面の面接と大きく変わりません。しかし、通常の面接とは勝手が異なる点もあります。本番で実力を発揮するためにも、事前準備やリハーサルはおこたらないようにしましょう。
・通信状態が安定し、顔が明るく映る場所を選びましょう。
映りこむ背景にも注意が必要です。
・同居している方がいる場合は、
静かにしていただくようあらかじめ協力を仰ぎましょう。
・事前にリハーサルを行い、気になる点を改善しておきましょう。
できれば録画して、画面映りや話し方を客観的に確認すると良いでしょう。
■関連記事
看護師が転職の面接を受ける際に気を付けるポイントを徹底解説
本番で気をつけること
本番では「笑顔」でいることと、「熱意を伝えること」が大切です。
相手は、面接のプロ。慣れない環境でも、受験者が面接に真摯に臨む姿勢を見ているはずです。
例えば面接が始まる前、画面に面接官の姿が映っていなくても、実は待機していることがあります。接続時にふと漏らすひと言や態度も相手に伝わっている可能性があると心得ましょう。
また面接中は、面接官のリードに任せて受け身になりがちです。面接官が名乗っているにもかかわらず「よろしくお願いします」のみ、最後は「ありがとうございました」のみなど、受け身なあいさつはNG。面接のはじめと、退出時の態度は印象を決める大切なポイントです。
必ずはじめのあいさつは自分から名乗り、退出時には「本日は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました」と、丁寧なあいさつを心がけましょう。
WEB面接では、接続の関係でタイムラグや音声が聞き取りにくいなど、思わぬハプニングが発生する可能性もあります。発言は面接官の話が終わった後に、質問には一呼吸おいて「はい」と返事をしてから答えましょう。
聞き取りにくいときは「は?」や「はい?」ではなく、「恐れ入りますが、もう一度お願いできますでしょうか」とお願いするようにしてくださいね。