復職するタイミングは、子どもが小さいときの方がいいのか? それとも子育てが落ち着いてからするべきなのか? 復職を考えている方は誰もがもつお悩みではないでしょうか。今回は復職するタイミングについてアドバイスします。
早くても遅くてもメリット、デメリットがある
子どもが小さいうちは、着替えや持ち物など朝の準備を手伝わないといけないため、かなりバタバタ。そして小さい子どもは頻繁に体調を崩します。突然の発熱や流行の感染症など、病院通いが続くこともありますよね。
よく、小学校入学を目安に復職を試みる人がいます。しかし、この時期は環境の変化により子どもは大きなストレスを受けやすいです。そのうえ母親の復職が重なると、子どもに負担がかかるので、あまりおすすめはしません。
では、子育てが落ち着いたら復職しやすいかというと、必ずしもそうではありません。
子どもが成長して手がかからなくなり、いよいよ復職かと思いきや、あまりにもブランクがあり過ぎて断念してしまう人もいるからです。
このように、子どもの年齢と復職のタイミングは人それぞれです。
例えば、子どもの預け先が見つかったり、実家が近いなどまわりにサポートをしてくれる人がいる場合、すでに大きな不安要素が取り除かれているので、安心して復職することが可能です。
一方、預け先がなくサポートしてくれる人もいなければ、子どもが小さいうちの復職は難しいでしょう。このように環境によっても大きな違いがあります。
子どもの年齢によってそれぞれ悩みがあるので、復職のタイミングは環境が大きく左右するといっても過言ではありません。
復職できる環境を整えることが大切
私の場合、子どもが2歳のときに復職をしました。「そろそろ働きたいな」と漠然とした気持ちがあり、何となく復職に向けて動きはじめていました。
最大の決め手は、子どもの預け先である保育園に入園が決定したこと、また、職場、自宅、保育園まで交通の便が良いなど、タイミングが重なったことでした。
そして復職するために最も優先したのは、環境を大きく変えないということでした。何より家族に負担がかかることを恐れていたので、はじめはパートとして働くことを選択しました。
子どもの年齢だけ考えるのではなく、生活環境、子どもの預け先、サポートしてくれる人など、働きやすい環境が整ったときこそベストな復職時期なのだと思います。
そのため、少しずつ復職に向けて意識や準備をしていき、働きやすい環境を整えることが大切です。
働き方にもさまざまな選択肢があるので、自分や家族のペースに合った勤務場所や勤務時間など、ベストな条件を出してから働く方法がおすすめですよ。