• 2018年6月19日
  • 2022年1月12日

復職直後に「辞めたい」と思ったときの対処方法

 

無事復職をしたものの、想像していた職場とは異なる状況に、この先続けられるのか不安になることも。今回は、復職後にギャップを感じた場合の対処法についてご紹介していきます。

復職をきっかけに看護師としての方向性を見つける

復職後に家事や育児がおろそかになってしまうと、自分を責めたり、イライラしたり、ときには「辞めたい」と感じてしまうことも。その理由のほとんどが、新たな環境や慣れない職場、新しい医療知識や技術の習得、新しい人間関係などによるもの。転職による環境の変化にともない緊張感が続き、不安や心配事があれこれと出てきてしまいがちです。ですが、そんな状況も多くの場合は慣れによって解消されていきます。復職前に思い描いていたものとのギャップに落ちこむこともありますが、「今だけのこと」と割り切ってしまうのもときには必要です。復職後は時間の経過と共に考え方も変化していくもの。時間をかけてさまざまな体験や経験を積み重ねていくことで、自分のやりたいことや看護師としての方向性が見えてくるかもしれません。

早めの決断も選択肢の一つ!

「こんなはずではなかった」「聞いていたことと違う」など、働きはじめてから違和感を覚える看護師は少なくありません。実際に私も復職後にズレを感じたことがありました。面談時に希望していた勤務の時間帯を伝え了承を得ていたにもかかわらず、配属先では「それでは困る」との返答。仕方なく職場の希望に沿うように続けていた結果、無理や我慢が積み重なり働くことが難しくなりました。無理をしたことで、自分や家庭に負担をかけたことが一番の理由です。働きはじめは認めてもらえるよう頑張りたい気持ちでいっぱいだと思いますが、仕事と家庭を両立し続けるコツは「頑張りすぎない」「無理しすぎない」ということ。そして、辞めることは逃げではありません。嫌な気持ちのまま我慢し続ける必要もないのです。自分に合わなかった、自分が求めるような勤務体系・環境ではなかったというときには、不満を抱えながら働き続けるよりも、早めに決断をして希望の働き方ができる職場に変えることも選択肢のひとつですよ。

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