• 2023年2月28日
  • 2024年1月31日

医療系制服がアップデート!AKB48の衣装を手がける茅野しのぶさんのセミナーも!|住商モンブラン総合展示会2023

 

医療・介護をはじめとした働く人の仕事を支えるユニフォームメーカー・住商モンブラン株式会社が、2月2日(木)・3日(金)・4日(土)の3日間にわたり総合展示会を開催しました。

1日目と2日目は企業や関係者向けに、3日目は一般のユーザー向けに、ファッションショーや各界著名人によるセミナーを実施。会場にはヘア&メイクコーナーや、ネイルケア&カラー施術コーナーも常設され、参加型展示会として盛り上がりを見せました。本記事では昨年に引き続き、展示会とファッションショーはもちろん、セミナーの様子もたっぷりとお届けします。

AKB48の衣装を手がけるオサレカンパニーの医療制服ブランド「O.C.M.D.」に注目!

多様なパターンの医療系制服がずらり。スクラブの需要が高まるなか、デザイン性の高いナースジャケットにも注目が集まります

「住商モンブランが考えるこれからのSDGs」をテーマにしたファッションショーでは、展示会場をぐるりと一周するランウェイを設置し、機能性とデザイン性を両立した最新の飲食系・医療系ユニフォームが披露されました。医療系では、モンブランオリジナルの定番シリーズをアップデートしてリニューアルした「モンブランプラス」、人気のローラアシュレイやアシックスが手がけた制服など、多彩なラインナップで会場を魅了しました。

なかでも注目は、AKB48をはじめとした多くのアーティストの衣装デザイン・制作を手がけるオサレカンパニーと、住商モンブランがタッグを組んで立ち上げた医療制服ブランド「O.C.M.D.(オサレカンパニーメディカルデザイン)」。

昨年の展示会でお披露目されたO.C.M.D.の制服をナースプラスでも紹介したところ、たくさんの反響がありました。看護学校からの問い合わせも多く、実際に制服として取り入れている学校も増えてきているそう。最近では、男性の学生に向けた制服も新たにデザインし、バリエーションの広がりを見せています。

看護師を目指す女子高生の成長記録「O.C.M.D.」ショートムービー

「言葉にして届けることはできないけれど、制服を通して応援する」をテーマに制作されたO.C.M.D.のコンセプトムービー。2022年に公開された第1話では、 ある女子高生が突然入院するところから物語が始まります。落ち込んだ彼女を励ますために看護師がとった行動とは? 「大変な現場で働く医療従事者のみなさんに、O.C.M.D.の思い、直接の声を届けることはできないけれど応援している人たちの思いを少しでも伝えたい」(脚本・佐藤慎弥)というメッセージが込められたCMをぜひご覧ください。

▶ムービーを見る(「O.C.M.D」公式サイト)

AKB48水島美結さんと山﨑空さんがエール!「看護師は素敵なお仕事。誇りをもって頑張ってください」

ファッションショーでは、人気インフルエンサーのぷーちゃんと稲田汐莉さん、文化服装学院の生徒さん7名ほか、AKB48・17期研究生の水島美結さんと山﨑空さんもモデルとして登場。緊張しながらも、堂々としたウォーキングを見せてくれました。そんなお2人から、ナースプラス読者のみなさんに向けて素敵なメッセージをいただきました!

ショーでは飲食系制服の協業ブランド「O.C.F.D.」のユニフォームも着用。見た目の可愛さはもちろん、着やすさや動きやすさも満点◎

ファッションショー後にインタビューに応えてくれたAKB48の水島美結さん(左)と山﨑空さん(右)

「看護師のみなさんの『人を救いたい』という気持ちが素敵だな、と思います。病気の方の看護やお年寄りの介護など、大変なことも多いと思いますが、この素晴らしいお仕事を誇りに感じていただきたいです。今回医療系の制服を着て実感したのは、本当に動きすいということ。伸縮性があって汗を吸収しやすい素材なので、忙しく走り回ることが多い仕事にぴったりだと思います。こんな素敵なユニフォームで働けたら、お仕事ももっと頑張れますよね」(水島さん)

「コロナ禍などで、医療従事者のみなさんは大変な状況だと思います。忙しくて気分が沈むことがあっても、こういった素敵なユニフォームのおかげで明るく前向きに頑張れることもありますよね。今回、看護のユニフォームを着てみて、着脱のしやすさに驚きました。あと、着心地も最高です! カラー展開も色々あるので、ファッションとしても楽しめそうですね。素敵なユニフォームを着て、明るい気持ちでこれからもたくさんの人を助ける素敵なお仕事をしていただきたいです」(山﨑さん)

最終日のセミナーでは茅野しのぶさんのポジティブなメッセージに感激!他、注目のコラボスクラブ「uka study series」も紹介

オサレカンパニー・茅野しのぶさんのセミナー

事前の申し込みが一番多かったというオサレカンパニー・茅野しのぶさんのセミナー。熱気に包まれた会場では、真剣な表情で熱心にメモを取るセミナー受講者たちの姿が印象的でした。まずは「O.C.M.D.」を立ち上げたときに茅野さんが感じていたこと、そしてデザインを形にする際に心がけていることから話が始まります。

「住商モンブランさんと一緒にユニフォームを作るにあたって、私たちが新しい風を入れることで新しいものを生み出して、もともとある価値を一緒に上げていきたい、と考えたことがこのプロジェクトの基礎となっています。最初の一歩は『こういうのがあったらいいな』。そのアイデアを、モンブランさんのお力をお借りすることで形にしていきました。

たとえば、飲食や医療のユニフォームだと、毎日着て洗濯することを考えて、経年劣化にもきちんと対応できる縫製技術や機能性が求められます。また、手に入れやすい価格帯であることも重要です。それらを含めて、私たちのアイデアをベースに実現化に向けて尽力してくださいました。これは、エンタメ業界・衣装業界でも同じことです。『メンバーが海の中にいるようなステージを作りたい』とか、ぱっと思いついたアイデアを形にするには、たくさんのプロの方の力が必要になります。」

看護師の仕事でも、みなさんプロ意識をもって仕事をしているはず。もちろん仕事内容によっては、苦手なこともあるでしょう。「自分はなんてダメなんだ……」と、仕事中にしょっちゅう落ち込む人もいるかもしれません。しかし茅野さんは、どんな仕事でもオールマイティにこなす必要はない、と話します。

オサレカンパニーに入社してくる若い子に最初に伝えていることは、『まず、自分が何が得意で、何だったら会社という小さなコミュニティでNo.1になれるか』を考えてもらうこと。私だったら、企画力や発想力、依頼相手が求めているものを形にすることが得意。それが「裁縫が得意」「絵が得意」でもいいし、「誰よりも明るくて元気」でもいいと思います。とにかく、自分はこれだったら負けない、という長所を伸ばしていくことが大事です

できないことを嘆くのではなく、自分の得意なことを伸ばしていく。そうすることで、周りからの評価も自然とついてくるのだそう。「あの子、いつも元気だよね」「患者さんへの対応が丁寧だよね」など、周りの人に印象が残ることで、仕事を任せてもらえるといったチャンスにも恵まれるといいます。

「今の若い人たちに伝えたいのは、『自分ファースト』でいてほしいということ。将来どういうことをやりたいか、それを叶えるためには逆算して今どのように行動すればいいのか、漠然と考えるよりも具体的に目標を見つけると、長所を伸ばして評価されやすくなります。そして何より、自己肯定感を高めてほしい。自己肯定感が高いと、自分のことを褒めるようになります。
人と比べて落ち込むよりも、自分のいいところを探して、毎日褒めてあげてほしいです

展示会場のO.C.M.D.コーナーには茅野さんファンが集まり、これまで手がけた衣装や制服をじっくりと眺めていました。

茅野さんは、「自己肯定感が上がると説得力が生まれる」と話します。自己肯定感が上がる→自信がついてオーラが出る→オーラがある人には説得力がある→説得力がある人と一緒に仕事がしたくなる……。こういった良いサイクルが生まれることで、仕事に対するモチベーションにも変化が出てくるはず。最後に、仕事でもプライベートでも「チャンスをつかむ人」について、茅野さんの見解を述べてくれました。

「私は、チャンスをつかむ人はバッターボックスに入ったときにちゃんとバットを振れる人だと思っています。チャンスをつかめない人って、いろんな言い訳をしがち。『今のボールは速かった』『キャッチャーが悪い』『客席が悪い』とか、とにかく言い訳をしてバットを振らない。振ることができる人は、『もしかしたら当たるかもしれない』と自分に期待を寄せている人なんだと思います。
こうやって決めるところで決められるのは、日々の地道な努力の積み重ねがあってこそ。この話を聞いてくれた人にとって、自分の夢を叶える一歩の手助けになれたら嬉しいです」

お話が終わると、会場からは大きな拍手が。その後、場所を移して来場者一人ひとりの質問に答えるなど、ファンのみなさんに対する温かい対応が印象的でした。
なかには、このセミナーのために北海道から訪れたというデザイン系の学校に通う学生さんも。「憧れの茅野さんの話を聞けて感激しました。自己肯定感やチャンスの話で、ハッと気づかされることも多かったです。とても前向きな気持ちになることができました」と嬉しそうに語ってくれました。

茅野しのぶさん
AKB48創設当初より衣装担当として活動。デザイン・衣装・ヘアメイクなどの事業を担うオサレカンパニー社設立とともに、AKB48グループの衣装責任者及びクリエイティブディレクターに就任。アイドルから声優、2.5次元アーティストの衣装、近年では学校制服のプロデュースなども行う。

トータルビューティーカンパニーuka・渡邉季穂さんのセミナー

この日のセミナーはほかにも。トータルビューティーカンパニーukaの代表・渡邉季穂さんは、モンブランとのコラボスクラブ「uka scrub study」の発表に合わせて、「色の持つ力」や「色を味方にする方法」について教えてくださいました。

「uka scrub study」は、働く女性が美しく輝ける色とシルエットを追求したスクラブシリーズ。渡邉さんが選んだ、女性の肌を美しく魅せるこだわりの7色をメインに展開しています。ukaのターゲットである「忙しくて面倒くさがりやで欲張りな女性たち」をイメージしながら、気分に合わせて選べる絶妙な色味を厳選して、スクラブ制作に反映したのだそう。

たとえば、「今日は疲れているから元気出したいな」という気分なら赤、「昨日からイライラしているから優しい気持ちにならなきゃ」というときはピンク、など天候や気分に合わせて着てもらいたいという思いが込められています。

ピンク系、ブルー系、ベージュ、バーガンディ、ネイビーの全部で7色展開。「着る色を選ぶことで明るい気持ちになると、その先にいる患者さまにも伝わるんじゃないかな、と思っています」と渡邉さん。

ナースプラスの連載「ナースのお悩み相談室」でもおなじみ、ロリータモデル兼看護師の青木美沙子さんが着用しているのは、「uka scrub study 9/0」。すっきり見える細身のシルエットと、肌なじみが良いピンク色が女性らしさを引き立てます。

定番シリーズをアップデートしてリニューアル。「モンブランプラス」のここがすごい!

最後に、現場の声を反映して生まれ変わった新定番シリーズ「モンブランプラス(M+)」をご紹介します。

旧デザインと新デザインを見比べてみると、シルエットの見直しや細かい部分のアップデートがよくわかります。

ナースジャケット

看護の仕事は腕の上げ下げが頻繁なので、袖の部分が突っ張らないように腕の動きを研究して改善したそう。また、前屈みになっても襟が顔に当たらない設計に変更したおかげで、動作が快適になったと実感する声も。

旧デザインでは外側にパイピングが入っていて袋状だったポケット。新デザインは生地と一体化しているため、重い物を入れても膨らみが少なく、だらんと伸びないのですっきりして見えます。

スクラブ(プルオーバー)

「前屈みになると胸元がのぞいて不安」という声もあったスクラブは、Vネックの開きを広すぎずキツすぎない絶妙なラインに変更。着てみるとその違いがよくわかるそう。パイピングの効果で顔まわりの印象も引き締まって見えると好評です。

裁断の仕方やマチを工夫することで、抱きかかえたり伸ばしたりといった大きな動作もよりスムーズに。年齢性別問わず、どんな体型の人が着てもきれいなシルエットをキープします。

スクラブ(ジップアップ)

近年ではジェンダーレスなデザインが人気。病院内で統一感を持たせるためにも、男女兼用のユニフォームで揃えるケースが多いといいます。ジップアップタイプは、髪型の崩れを気にせずに素早く着脱できる点も選ばれる基準に。

看護師のみなさんにとって、制服は働く上で大事なパートナー。着心地の良さや動きやすさだけでなく、トレンドに合わせたおしゃれなデザインであることも重要な要素です。

今回ご紹介した住商モンブランが提案する医療制服は、みなさんの「こうだったらいいな」を敏感にキャッチして進化し続けています。気になる方はぜひ住商モンブランホームページ(https://www.scmb.co.jp)のデジタルカタログをチェックしてみてくださいね。

・ブランド名:O.C.M.D.

・ブランドコンセプト:「思い出とともに記憶に残る医療制服」
病で辛い時不安な時、医療従事者の方の優しさに安心し、そして励まされる。
元気になった時思い出すのは、医療制服に身を包んだ優しい笑顔。
そして着用する医療従事者の方々にとっても動きやすくストレスフリーの日常を。
O.C.M.D.は、そんな日常の思い出と共に記憶に残る医療制服を目指します。

住商モンブラン株式会社

「気品と美しさを兼ね備えた名山・モンブランのように、商品を通じて感動を届ける存在でありたい」という理念のもと、1950年に創業。テキスタイル事業から医療業界、食品業界に対応した白衣ユニフォームへと活動の場を広げ、その“気品を感じさせる独特の白さ”は、清潔さが求められる分野において高い評価を得ている。

大阪市中央区北浜4丁目7番28号 TEL:06-6228-8068(企画開発部)
URL:https://www.scmb.co.jp

昨年度レポート①

「白衣が人を絆(つな)ぐ」をテーマに、フードサービス、フードファクトリー、メディカル、ケアといった4業界向けのユニフォームを手掛ける住商モンブラン(本社・大阪市中央区)。同社が展開するブランド「MONTBLANC(モンブラン)」が、2月3[…]

昨年度レポート②

医療・介護などの現場で働く人の仕事を支える白衣やユニフォーム全般を手がける住商モンブラン株式会社(本社・大阪市中央区)が、2022年2月3日(木)、4日(金)の2日間にわたり医療制服の展示会を開催しました。医療現場で働くみなさんにとって、[…]

撮影/ブライトンフォト
取材・文/ナースプラス編集部

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