介護施設の行動災害予防で協議会設置 厚労省
- 2022年3月23日
2022年度より厚労省では、行動災害予防に取り組む企業・法人、関係業界団体、各地域に設置された+Safe協議会等を加盟団体とする+Safeコンソーシアム(同)を設置。
2022年度より厚労省では、行動災害予防に取り組む企業・法人、関係業界団体、各地域に設置された+Safe協議会等を加盟団体とする+Safeコンソーシアム(同)を設置。
3月4日に厚労省から公表された2022年度診療報酬改定の説明資料によりますと、急性期入院医療で新設される「急性期充実体制加算」は、全身麻酔手術や緊急手術の年間実績、24時間の救急医療提供、治療室の届出などが施設基準に定められることが明らかになりました。
2022年度診療報酬改定(2月9日に答申)では診療所の外来診療時の感染防止対策への評価として、「外来感染対策向上加算」が新設されます。
2022年度診療報酬改定の個別改定項目案で、入院医療の「地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料」は、病棟・病室に求められる医療の提供が進むよう、①在宅復帰率の要件の見直し、②「入院料2、4」の自院の一般病棟から転棟した患者割合の要件見直し、③自宅等から入棟した患者の割合と在宅医療等の実績要件の見直し、④「入院料1、2」等の算定病棟・病室がある一定の病床規模以上の施設で「入退院支援加算1」の届出を義務化などが実施される見通し。
中央社会保険医療協議会総会(1月14日)で了承された、2022年度診療報酬改定に関する「議論の整理」で、入院関係の項目には、「救急医療管理加算」の算定対象になる患者の状態の見直し、有床診療所の療養病床で慢性維持透析を行った場合の評価の新設などが盛り込まれました。
11月12日の中央社会保険医療協議会総会において、回復期の入院医療や入院関連の横断的課題についても議論が行われました。