夜勤に入れないことで悩む看護師さんは非常に多いのですが、そんなときは「入れないような問題が生じていないか」「勝手な思い込みはないか」「本当はどうしたいのか」をご自身で見極める必要があります。
例えば、2年目になっても夜勤に入れないことで、「自分にとってどんな問題が生じている」のか。「みんなが入れているのに、自分が入れないのはおかしい」という思い込みはないか。そして、「2年目だから夜勤に入らなければいけない」と考えているのか、「夜勤に入りたい」のか。それらをひとつひとつ自分自身に尋ねて、本心を確かめてみましょう。
そのうえで、「どうしても夜勤に入りたい」と思うのであれば、具体的に何が必要なのかを、直接上司にアドバイスしてもらうのもひとつの方法。何らかの行動を起こすことで、きっと打開できると思います。
夜勤に入れないことと、転職するかしないかはまったくの別物。これについても、先ほどと同じように「問題」「思い込み」「本心」を考える必要があるでしょう。
「患者さんやスタッフのことを考えると」などの言い訳は抜きにして、自分は転職したいのか、したくないのか。頑張りたいのか、頑張りたくないのか。そこを探ることができてはじめて、ご自身の中である程度の方向が決まるのではないかと思います。何事も、「〜べき」ではなく「(自分が)どうしたいのか」を大切にしてくださいね。