
介護施設から保育園に転職しましたが、仕事で空回りをしてしまい、続けていく⾃信がありません。⾃信がないためか、同僚の保育⼠さんと会話ができず、ストレスになっています。
一念発起して頑張りたかったのですが、もともと⼦供が苦⼿なのもあり悪循環に……。何をできるのかわからない状態でお給料をもらうのが悪いと思ってしまい、⾃分の居場所をつくれずにいます。
転職・キャリアプラン
東京都在住 看護師歴4年目 26歳
介護施設から保育園に転職しましたが、仕事で空回りをしてしまい、続けていく⾃信がありません。⾃信がないためか、同僚の保育⼠さんと会話ができず、ストレスになっています。
一念発起して頑張りたかったのですが、もともと⼦供が苦⼿なのもあり悪循環に……。何をできるのかわからない状態でお給料をもらうのが悪いと思ってしまい、⾃分の居場所をつくれずにいます。
転職し、新しい環境でチャレンジするときには、多かれ少なかれストレスがかかります。慣れ親しんだ環境から新しい環境になじむまでの間には、さまざまな「違和感」が生じるのは当然のことです。ご相談者の方のように空回りして自信がなくなったり、同僚と会話ができなかったりして、ストレスになってしまうのは自然な反応だといえるでしょう。
そんなとき、「早く環境になじまなければ」と焦ってしまいがちですが、その焦りが結果的に自己否定を生み、ますます空回りするという悪循環を起こします。
まず、今の精神状態は「環境に適応するまでの混乱期」であることを認識し、それは誰にでも起こりうることだと受け入れることが大切です。同じ看護職でも、介護施設と保育園では仕事の内容はガラリと変わります。新しい経験に直面しながらも頑張っているご自身をねぎらってあげてください。
お給料は「たくさん働いたからもらっていい」「少ししか働いていないからもらってはいけない」というものではありません。ですから、「何ができるのかわからない」ことと「お給料をもらう」ことに直接的な関係はないのです。また、「お給料をもらうのが悪いと思う」ことと「自分の居場所をつくれずにいる」ことも関係はありません。何ができるのかわからなくてもお給料はもらっていいし、何もできなくても悪いと思っていても、自分の居場所はつくっていいことをまずは自分に許可していくことをおすすめします。
自分の居場所は、慣れていくにつれて自然につくられていくこともありますが、基本的に「居場所」は「何か」や「誰か」によってつくられていくのではなく、ご自身でつくり出していくもの。ゆっくりでもいいので居場所をつくるための一歩をまず踏み出せるといいですね。
坂口 千絵(さかぐち ちえ)
看護師、教育・指導サポート歴25年以上。コーチング、カウンセングなどの個人セッション実績豊富。2019年、「サポート職に携わる人のサポートに徹する」ことを決断し、25年間の看護師人生に幕を下ろす。
家族の死、最愛の夫の病死を通じ、死生観について学んだ経験をもとに、魂の望みを叶えながら、周りの人の幸せもしっかりとサポートしたい人に向け、オンライン講座を提供。セッションは「とにかく話しやすい」「具体的でわかりやすい」と好評。
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