
看護研究のリーダーになりました。時間外は作業をしたくないというメンバーのため、たたき台を作ったのですが、却下されてしまいました。勤務が合わないので集まろうと提案してもダメです。プレゼンの前にも色々と相談はしていましたが、その後、説明したときに知らないと言われてしまいました。師長からは、ひとりで抱え込まないで人に振ればいいと⾔われましたが、意⾒だけ出してあとは知らないという感じです。もうどうしたらいいのかわかりません。
病院・職場
大分県在住 看護師歴5年 28歳
看護研究のリーダーになりました。時間外は作業をしたくないというメンバーのため、たたき台を作ったのですが、却下されてしまいました。勤務が合わないので集まろうと提案してもダメです。プレゼンの前にも色々と相談はしていましたが、その後、説明したときに知らないと言われてしまいました。師長からは、ひとりで抱え込まないで人に振ればいいと⾔われましたが、意⾒だけ出してあとは知らないという感じです。もうどうしたらいいのかわかりません。
スタッフのやる気を出すのは容易なことではありませんよね。また、仕事以外に時間を費やす業務は誰しもやりたくはありません。だから逃げ道を考えてしまったり、リーダーに任せてしまったりする傾向が多くみられます。
共同作業を進めていくには、仕事を振るというよりも、頼ることを意識してお願いしましょう。それでも難しい場合は、仕組みを変えてもらうのも、ひとつの手です。業務時間内でできるだけ面談をする時間を設けたり、ひとりひとりの意見を聞きながら、自分の想いも伝えたり、協力し合って作り上げていくということを丁寧に伝えることが大切です。自分の想いだけを伝えずに、相手の意見を尊重しながら気持ちを汲み取っていきましょう
リーダーという役割を与えられた瞬間、責任感は感じつつもモチベーションは上がります。それが、ほかのメンバーとの温度差を感じる原因でもあります。自分ひとりだけ頑張っている感じを出さないよう、頼る、任せる、相談することを心がけましょう。リーダーとメンバーでは、入ってくる情報や考えに違いが生じます。
リーダーは研究を進めていかなければ、という責任感でいっぱいになり、メンバーの気持ちよりも課題に対しての想いのほうが強く出てしまうことも。チームとして大切なことは安心感と共有、そして相手のせいにしないことです。メンバーの中でも得意なことはそれぞれ違いがあります。個性を考えてそれぞれの分野を見極めていくことも、リーダーの重要な仕事です。まずはメンバーに関心をもち、信頼関係を築くことを大切にしていきましょう。
中澤 真弥(なかざわ まや)
現役の看護師として働きながらフリーライターとして活動。ほかにも大学非常勤教員、パラアスリート専属ライター、カメラマンなど幅広く活動を広げる。また、3人の子育て中に復職、転職を経験したことから、女性のワークライフバランスや看護師の新たな働き方について講演、スピーチなどを行う。著書4冊。
Facebook : https://www.facebook.com/maya.nakazawa.50
ブログ : https://ameblo.jp/mayanakazawa/
YouTube : https://www.youtube.com/watch?v=ptshwO4OX_o
https://www.youtube.com/watch?v=zke448DM42k
https://www.youtube.com/watch?v=8StKZLhRqPg
仕事・恋愛・育児・復職・美容・心の悩みなど、あなたの悩みを投稿しませんか?
もしかしたら、スペシャリストが答えてくれるかも?!