• 2019年8月21日
  • 2022年2月28日

【看護師の悩み】飲み会への参加が苦痛

 

【質問】飲み会への参加が苦痛

私の職場は、忘年会や新年会などの飲み会が比較的多いのですが、私はお酒が飲めませんし、正直、プライベートな時間まで、職場の人と一緒に過ごしたくないと思っています。人と話すのが苦手だし、話題も愚痴や日常のたわいない話ばかりで、ムダとしか思えません。

【回答】自分の気持ちを優先して

本音に従うのがいちばん

プライベートな時間を大切にしたい方であれば、職場の飲み会への出席が苦痛に感じてしまうのも無理はありません。また、会話もはずまない状況ですと、居心地が悪いと感じることもあるかと思います。

結論から言いますと、たとえ雰囲気的に断りづらい状況であったとしても、なるべく自分の本音に従うことをおすすめします。
ただ、実際に参加しないと決めても「人付き合いが悪いとか陰で言われていたらどうしよう……」と不安になるなど、本音に従ったときのデメリットもあるので、非常に悩ましいのではないでしょうか。

参加するメリットも挙げてみて

人はデメリットばかり浮かぶ出来事に遭遇したとき、ネガティブな思考回路になりやすいため、本音に従うことに後ろめたさを感じてしまいます。しかし、物事には基本的にポジティブとネガティブ両方の要素があるため、ネガティブと同じくらい、ポジティブも認識してあげる必要があります。

職場の飲み会におけるポジティブな面は、スタッフとの交流により仕事がしやすくなる、苦手な人の意外な側面を発見しやすい、コミュニケーションスキルを磨くチャンスなど、さまざまなものがあります。場の雰囲気が苦手であれば、無理に会話に入らなくても周囲を観察することで観察力が鍛えられます。
本音に従ったときのポジティブな面は、「自分の気持ちに正直であった自分」を認めることができる、自分の時間を有効に使える、職場の人に気を使わず自由に過ごすことができるなどがあります。

いずれにしてもまずは、ポジティブとネガティブを両方把握したうえで「本当はどうしたいのか」を問いかけ、選択をすることをおすすめします。

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