vol.84
5月12日は「看護の日」

5月12日といえば一般的には「母の日」ですが、「看護の日」でもあります。その日を含む日曜から土曜までの1週間は「看護週間」です。近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで、看護の心、ケアの心、助け合いの心を忘れず大切にするために設定され、今年もさまざまなイベントが実施されています。
第9回「忘れられない看護エピソード」

日本看護協会は「看護の日」と「看護の日」を含む1週間に「看護の心をみんなの心に」をテーマなさまざまなイベントなどを実施しています。今年で9回目となる「忘れられない看護エピソード」もそのひとつです。看護の場面で出会った忘れられないエピソードを看護職や一般の方から募集し、5月11日に受賞者を発表しました。
(写真:2019年度の受賞者とPR大使・須藤理彩さん、審査員の内館牧子さんほか)
審査員に内館牧子さん、作品の楽曲は瀬川あやかさん

本年度も特別審査員を脚本家の内館牧子さん(脚本家)が務め、授賞式ではPR大使の須藤理彩さんが朗読するほか、内館牧子さんの講評などが行われました。
第9回では、受賞作品を初めて楽曲化する試みも。対象に選ばれたのは、一般部門・内館牧子賞の「真っ白なジグソーパズル」です。楽曲を制作したのは、シンガーソングライターで現役看護師として活躍中の瀬川あやかさん。聴いた後に思わず口ずさんでしまいたくなる、アップテンポで勇気や希望が湧いてくる楽曲です。
2019年5月11日に行われた表彰式などのようすは日本看護協会のWebサイトなどで公開中です。ぜひチェックしてみてください。(左上写真:受賞作品を朗読する女優の須藤理彩さん)
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(写真:スペシャルライブを披露する瀬川あやかさん)
瀬川あやかさんのコメント

私は芸能活動をする一方で現在も内科の外来看護師として働いています。
私自身「一番」を決めるのが難しいほど日々いろいろな方や病と出会う看護の場。皆さんのエピソードに触れることがどれだけ尊いことかを噛み締めながら、より作品を盛り上げられるような楽曲作りができればと思います。(写真:瀬川あやかさん)
文:ナースぷらす編集部