vol.126
10月22日(木)オンラインダイアログ「 COVID-19から考えるこれからの看護」
ナースぷらすで新人看護師のキャリアについて貴重な実体験を語っていただいた寺本美欧さんが、2020年10月22日(木)21:00~22:15にzoomによるオンラインダイアログを主催します。
ニューヨーク在住中、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を目の当たりにした寺本さんの経験は、さまざまな活動へと広がっています。今回のオンラインダイアログは平日の夜スタート。「日勤の人も夜勤明けの人も参加できる時間を考えました」と熟慮した上で決められ、不規則な勤務形態も少なくない看護師でも参加しやすい工夫がされています。
ゲストスピーカーとして、ニューヨークの急性期病院で活躍する日本人看護師の岩間恵子さんが登壇されます。
海外の医療最前線の話が通訳なしで聞ける貴重な機会ですので、ぜひご参加ください!
オンラインダイアログ 「COVID-19から考えるこれからの看護」について
【オンラインダイアログの紹介動画はこちら】
【主催者コメント】
本イベント主催者の寺本 美欧です。
この度、10/22にオンラインダイアログ(参加費無料)を開催します。
私の留学生活で大きな影響を与えてくださっている岩間恵子先生をゲストスピーカーにお呼びして、日米の看護の橋渡しとなるようなイベントにしたいと思っています。
今年の5月に、プロジェクト・フローレンス日本語版というCOVID-19に対応する看護師向けのオンラインプログラムをアメリカから輸入し、日本全国の看護師の皆様にご活用いただきました。社会保険制度、法律、医療体制など日米の違いはもちろんありますが、オンラインプログラムが日本に拡散されたことで、看護という共通の枠組みがあれば国境は関係ないのだと実感しました。
世界で最も被害が大きかったニューヨークで、そのとき看護師はどのように対応していたのか。
隔離室に入る回数を少なくするために実際に行われた取り組みは必見です!
また、アメリカの看護系大学で必ず教えられる「コアバリュー(価値観)」についてもご紹介するので、ダイアログ(対話)を通して、参加者の皆様とともに、これからの看護についてともに考える場になれば幸いです。お気軽にご参加ください。
新型コロナウイルスの影響で世界との距離がぐっと縮まり、オンラインで世界の反対側とも画面越しに繋がれるこの機会に、是非ともご参加をお待ちしております。
必見!感染者・死者が多かったニューヨークの病院最前線

ゲストスピーカーは多くの犠牲者を出したニューヨーク中心部の病院で活躍する、日本人看護師の岩間恵子さん。
病院の様子やご自身の体験について、当時を振り返りながら、看護師の役割についてお話くださります。
医療従事者の感染事例も増えている中、疲弊した医療従事者へのメンタルケアなどもまだまだ必要とされています。これまで誰も経験したことがなかった壮絶な日々からどんな学びを得て、これからどう成長していくのか、考えることができる機会となるでしょう。
2020年5月リリース「プロジェクトフローレンス日本語版」活動報告

2020年5月17日にリリースされた、「プロジェクトフローレンス日本語版」。寺本さんはこのプログラム作成の中心的メンバーとしても活動されました。(開発の経緯はこちら)
プログラムは主要学会等でも共有され、多くの看護職が登録し活用しています。本イベントでは、その活動報告も行われます。
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<寺本美欧(てらもと みお)さん>看護師・大学院生
上智大学総合人間科学部看護学科卒業後、都内大学病院ICU病棟に就職。その後、埼玉県の地域密着型病院脳卒中センターへ転職。
2019年9月よりアメリカ・NY州にあるコロンビア大学教育大学院の修士課程に在学中。専攻は成人教育学とリーダーシップ。
「すべての看護師に最高の教育の場を」をモットーに、看護師の継続教育のシステム構築を目指す。海外大学院留学記ブログ「看護師ちゅおのアメリカ大学院留学記」日々更新中。
看護師ちゅおのアメリカ大学院留学記 http://blog.livedoor.jp/chuochan/