• 2019年12月10日
  • 2021年11月16日

先輩に不快感を与えてしまう態度とは

 

先輩に好感を持たれるには、「言語的コミュニケーション」をすることが大切です。しかし、無意識のうちに「非言語的コミュニケーション」で先輩に不快感を与える態度をとってしまっていませんか?今回は、先輩に不快感を与えてしまう態度についてご紹介します。

無反応

先輩に注意されたときなど、神妙な面持ちで自分なりに反省しながら聞いているつもりが、相手によっては「なんの反応もないから、聞いているのかわからない」と受け取られる場合があります。また、目線が下になり、一点を見つめていてなんの動きもない状態が続くときなども同様です。

話をきちんと聞いていることが相手に伝わるように適度にうなずくことや、目線も相手と適宜合わせるなど、態度で表すことが大切です。

「ながら作業」で話を聞く

多忙な業務をこなす必要があるため、看護記録を書きながら、点滴作成をしながら……など、つい「ながら作業」で相手の話を聞いてしまうことがあるかもしれません。しかし、先輩が重要な話をしているときにも同じような姿勢だと「自分の存在を軽く扱われている」といった印象を持たれてしまいます。

指示や指導など、大切な話を聞く場合は手をとめ、きちんと相手の顔を見ながら話を聞きましょう

「非言語的コミュニケーション」は、自分が相手に対してどのような感情を抱いているのか無意識に現れやすいぶん、本能的な「感覚」が伝わりやすいといえます。無意識の反応はすぐにコントロールしにくいため、普段から意識づけをする習慣をつけていきましょう。  

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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